ノーラン監督！
『ダンケルク』
第二次世界大戦中の１９４０年。
連合軍の兵士４０万人が、フランス北端の港町ダンケルクに追い詰められる。
陸・海・空から包囲網を狭め、猛攻を仕掛けるドイツ軍。
若い兵士たちは、あらゆる知恵を絞って生き残るための策を講じる。
その頃、イギリスでは、民間船にも依頼をしての救出作戦が始動。
空軍パイロットたちも、数的不利を承知で出撃する‥‥。
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監督は「ダークナイト」「インセプション」のクリストファー・ノーラン。
第二次大戦中の実話がモチーフだそうですよ。
可能な限りＣＧを使わず。
どでかいセットを作ったり実物を使ったりして
それを爆破し転がし潰し燃やし吹き飛ばしでお馴染みのノーラン監督。
そりゃあもう、映像の迫力は一級品、いや、超一級品ですよ。
迫り来る爆撃機。
プロペラの轟音と、機銃掃射に爆発音。
その臨場感は、頭を隠して身を伏せたくなるほど。
無惨に散っていく若い命。
反撃の手段を持たず、ただ逃げ惑うしかなく。
その絶望と疲労は、極限を越えていたでしょう。
映画とは言え、これが実話だったのかと思うと、胸が締めつけられました。
ただ、僕はもっとドラマ部分を期待してしまっていたのですが
ほぼ全編、爆撃と逃げ惑うシーンで。
小型船のおじいさん＋若者２人パートとか。
命を賭して戦ったパイロットとか。
そういったエピソードとかをもっと観たかったです。
そういった意味で賛否が分かれそうな映画ですね。
何にしても、「観るならぜひ映画館で」。
それだけはハッキリ言えます。
この映像の迫力は、ぜひともスクリーンで。
☆個人的見どころ
・ド迫力映像
・小型船のくだり
・バイロットの最後