ジョニデ!?


『コンビニ・ウォーズ ~バイトJK vsミニナチ軍団』
コリーン・コレット(リリー=ローズ・デップ)とコリーン・マッケンジー(ハーレイ・クイン・スミス)は、やる気のない女子高生2人組。
バイト中のコンビニを閉店にして、裏で下手なバンドの練習をし、真剣にやるのはヨガだけ。
ある日、コンビニでパーティを開こうとした2人は、間違えて地下に眠るミニナチス軍団を呼び覚ましてしまう。
巨大な怪物を解き放ち、世界を征服しようとするミニナチス軍団。
コレットとマッケンジーは、これを阻止すべくコンビニで死闘を繰り広げる‥‥。

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監督は、あの珍映画「Mr.タスク」のケヴィン・スミス。

いや~、ほんともう酷い映画でした。
悪い意味で。笑

正直、冒頭から「何じゃこの映画」と、眉間にシワを寄せ集めてたのですが
途中で出てきたホームレス風の男を観てびっくり
「あれ‥‥?ジョニー・デップ出てる!」

ポスターにも名前が書いてあったんですが
なるべく前知識を入れずに映画を観ることにしてるので
全く見てなくて知りませんでした。

なぜこんなB級、いやC級映画にジョニデが?
と思いきや、これまた後で気付いたのですが、コリーン・コレット役の子は、ジョニデの娘なんですな。
この前観た「ザ・ダンサー」にも出てたのに
後からつながりました。

おバカ映画は好きなんですけどね。
でも、要所々々で作り手側のこだわりや熱量、そして挑戦が見えるから良いわけで。
おバカな映画を雑に撮られたら
それはもう悪ふざけですよ。

「Mr.タスク」も荒っぽかったんですが
えも言われぬ不気味さと迫力があったので。
でもこの映画からは、そう言った気概は感じ取れませんでした。僕はですよ。

でもまあ、そんなこんな言ってますけど
酷い映画が逆に印象に残ったりもするわけで。
中途半端な印象だと、他の映画と内容が混ざってしまったり、タイトルが思い出せなくなったりするのですが
この「コンビニ・ウォーズ」は、忘れることはなさそうです。笑


☆個人的見どころ
 ・驚くべき雑さ
 ・ミニナチ軍団の中身
 ・ヨーガ