清水崇監督!


『こどもつかい』
郊外のとある街。子供を虐待している親が怪死するという事件が発生。
新聞記者の江崎(有岡大貴)は取材を始める。
その江崎が同棲中の恋人・尚美(門脇麦)は、幼稚園の先生。
ある日、母親が迎えに来なかった子を家に送り届けるが、誰もおらず、仕方なく家に泊まらせる。
翌日、その子の親が自宅で怪死していたと、警察が尚美の元へ。
そんな尚美の元に、「こどもつかい(滝沢秀明)」が現れて‥‥。

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「呪怨」シリーズの清水崇監督の新作です。
こどもつかい役の滝沢秀明さんは、映画初主演だそうな。

震え上がるようながっつりホラーと言うよりは
サスペンス要素の入った、ホラー・エンターテイメント映画でしたね。

口裂け女や人面犬のような
都市伝説のような存在の「こどもつかい」。
その呪いに、もらい事故のようにかかってしまった尚美。
その呪いを解くために奔走する、尚美と江崎。

それによって紐解かれていく、こどもつかいのルーツが興味深く。
同時に、解けない呪いに翻弄される、若いカップルの命運にハラハラさせられましたよ。

ただ僕としては、もっと震えるような怖さを期待してしまっていて。
こどもつかいや子供たちの、不気味さはあったものの
「はああ!」
と腰を抜かすようなシーンが、僕は欲しかったです。

とは言いつつも、滝沢さん演じるこどもつかいのキャラは印象的で
果たして貞子や伽椰子のように、Jホラー界のスターになれるでしょうか!?


☆個人的見どころ
 ・こどもつかい登場
 ・歌の謎
 ・毛だらけの笛