撃って撃たれる映画。


『フリー・ファイヤー』
さびれた倉庫に現れた2組のギャング。
これから拳銃密売の取引が行われるところだった。
張り詰めた空気の中、交渉は順調に進む。
しかしあることがきっかけで、その場は激しい銃撃戦に‥‥。

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監督は「ハイ・ライズ」などのベン・ウィートリー。
製作総指揮は、あのマーティン・スコセッシ!

この映画は好みが分かれそうですね。
観る人を選ぶと言うか。
撃って撃たれて撃って撃って撃たれて撃たれて。
それだけの映画でした。ほんまに。

上映前に、監督かスコセッシからの(失念してすんません)
ちょっと笑っちゃう一文が出るのですが。
まさにその文言通りの映画でしたよ。

ま~撃ち合いのしつこいこと。
お笑いライブでたまにあるんですけど。
一つのボケがあって、それがウケると、何回か繰り返して
3回くらいまではウケるんですけど、やり過ぎると飽きられて。
さらに続けると、「もういいよ」みたいな空気が流れ出し
それでも続けると、またウケてくる、みたいな。
分かりにくいですよね?笑

でも、本当にそんな映画でした。
笑っちゃいましたもん。途中で。

登場人物もそこそこ多くて
途中、僕は誰が味方で敵か分からなくなっちゃったんですけど。

面白かったっちゃあ面白かったんですが
僕はやっぱり、驚くような展開とか裏切りが欲しかったです。
ある程度はあったんですけどね。

本当に勝手な想像なんですけど
昔のアメリカの、ふっるい映画館とかって
夜中にこんな映画ばっかりやってたんちゃうかなと
そんなこと思いながら観てました。笑


☆個人的見どころ
 ・撃ち過ぎ・撃たれ過ぎ
 ・頭撃たれた人
 ・電話の主