マット・デイモン!


『グレートウォール』
遠い昔。ウィリアム(マット・デイモン)たち一行は、「火薬」を求めて旅を続けていた。
ある日、強大な壁「万里の長城」を築いて守備を固める「禁軍」と遭遇し、捕まってしまう。
禁軍の将軍がウィリアムたちの処分を決めあぐねている時、敵が襲来。
その圧倒的なパワーに驚いたウィリアムは、身を守るために加勢する。
しかし敵たちは、大きな壁や強力な兵器など、ものともせずに立ち向かってきて‥‥。

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アメリカ・中国合作映画なんですって。
監督は「楊貴妃」などのチャン・イーモウ。

はっきり言っちゃいますけど
「万里の長城」にまつわる、歴史や史実をベースにしたアクション大作を期待してると
どえらい肩透かしにあいますよ。

とは言え僕はこの映画
嫌いじゃない!
むしろ好き!

元々中国の歴史上、自分達の領土の外の民族は全部「蛮族」だったわけで
この映画の敵一族も、その誇張に過ぎないのかもですけどね。

それにしても、歴史を全く踏まえてないので
なぜ「万里の長城」を掲げた映画にしたのかは、ちょっと謎ですけど。
そこが気になるかどうかで、この映画を楽しめるかどうかが決まると言っても過言ではないですよ。

僕も最初はびっくりしたんですけど
途中から割り切って観ることにしました。

なぜなら
アクションシーンが、めっちゃカッコ良かったから笑
特に「鶴軍」に燃えましたね。
ファイナルファンタジーにでも出てきそうなあの戦法。
出てきた瞬間、「うおーっ!」って言っちゃいましたよ。
もちろん心の中で。

ストーリー自体はいたってシンプルなので
歴史スペクタクルアクションとかではなく
ゾンビやエイリアン系の映画と思って観れれば、楽しめるのではないかと。
クライマックスも、なかなかに爽快ですよー。


☆個人的見どころ
 ・え?敵ってそんなん!?
 ・鶴軍
 ・決着!