『パッセンジャー』
近未来。新たな惑星を目指し、乗客5,000人を乗せ、120年の旅の途中の宇宙船アヴァロン号。
途中であるアクシデントがあり、到着より90年を残して、コールドスリープから2人が目覚めてしまう。
エンジニアのジム(クリス・プラット)と作家のオーロラ(ジェニファー・ローレンス)。
打開策が何も見つけ出せない絶望的な状況の中、2人は少しずつ心を通わせていく。
しかし、この先の航行が続けられないような、重大な事実が発覚してしまい‥‥。
---------------
監督は「イミテーション・ゲーム」などのモルテン・ティルドゥム。
クリス・プラットは「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」
ジェニファー・ローレンスは「ハンガー・ゲーム」でお馴染みですね。
なんだか大人になりましたね~。ジェニファー・ローレンス。
宇宙の果てで1人ぼっち。
(この映画は2人ですが)
そんな映画は、今までも数々ありましたけれども
これはまた、新しいパターンを提示してくれました。
他人より早く目覚めてしまった宇宙船内。
到着までは90年ですが、衣食住の心配はなく。
となると、一番の敵は「孤独」。
1人と2人とでは、それはまったく違う重さになるわけですが。
この映画を語るには、どうしても触れなければならない部分があるのですけど
そこはネタバレになってしまうので‥‥言いたい!観て欲しい!
「自分ならどうするか」
と、置き換えやすいので、観た人といろいろ話し合うと楽しいでしょうね。
ラブロマンスな意味でのドキドキと
SFアクション大作的なドキドキの両方を味わえるので
「吊り橋理論」で高まり合うかのような2人の想いにつられて、僕のテンションも高まってしまいました。
見応えありましたよ。
クリス・プラットはもちろんイケメンなわけですが
これが例えば太ったおっさんだったならば、果たしてどう物語が転がったのかなと
そんなパターンも観てみたくなりました。
☆個人的見どころ
・恋と宇宙船の行方
・泳ぐオーロラ
・そして90年後‥‥
(3月24日公開予定)