ロブ・ゾンビ監督!
 


『31』

移動カーニバルで町から町へと旅をしている一団。

ハロウィンの前夜、とある田舎町の入り口で何者かに襲撃され、拉致されてしまう。

何人かは殺されて、生き残った5人は、広大な廃墟に監禁された状態で目覚める。

彼らが助かるためには、「31」というゲームをクリアしなければならないとの放送が。

それは、「ザ・ヘッズ」と呼ばれる狂人たちと戦い、12時間生き延びろと言う死のゲームだった‥‥。


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「グラインドハウス」「ハロウィン」など、スプラッター系ホラーの鬼才ロブ・ゾンビ監督です。

出演しているシェリ・ムーン・ゾンビは、ロブ監督の奥さんだそうですよ。

 

いや~もう、今年一番狂った映画でしたね。

そりゃあもう。

 

廃墟に監禁され、次々と襲い来る刺客。

その刺客がまあ、いちいちパンチがきいてまして。

あんなに追われたら、たまりませんで。

 

そんな狂戦士たちを相手に、逃げて戦ってを繰り返し。

残酷な方法で、次々と殺されて行く仲間たち‥‥。

 

薄暗い映画館で観ると、緊張感も倍増。

まさに自分も、その廃墟の片隅から覗き見てるような。

 

そんなこんなで、ドキドキはできたんですけど。

12時間というルールのわりには、刺客の数が少なく。

ちょびっと間延び感が否めなかったです。

まあ、テンポよく進むタイプの映画でもないとは思うんですけど。

 

僕が子供の頃とか、こういう系の映画、よく深夜にやってた気がするんですが。

さすがに今はもうできないか。

狂った中にも、そんな懐かしさを感じてしまう映画でした。

逆に言えば、特に目新しさを感じなかったのが、ちょっと残念だったような。

終わりもフワッとしてましたし。

 

好きな人は好きなんやろうなあ。

こういう映画は、好みでばっくり分かれますからね。

まあ、好みじゃない人は、ハナから行かないか。笑

 

 

☆個人的見どころ

 ・ちっちゃい刺客

 ・バカップル刺客

 ・謎貴族