エジプト神話!


『キング・オブ・エジプト(3D・吹替)』
神々と人類が共存していた古代エジプト。
天空の神ホルスが、父から王位を譲り受けようとする戴冠式の日。
ホルスの弟である砂漠の神セトが、父を殺し、王座を奪ってしまう。
ホルスの両目を奪い幽閉したセトは、圧政で人々を苦しめる。
そんな中、セトの宝物庫に侵入した盗賊ベックが、隠されていたホルスの片目を盗み出すことに成功し‥‥。

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「ノウイング」などの、アレックス・プロヤス監督です。
ベック役はブレントン・スウェイツ。
宿敵セト役には、古代物映画がよく似合うでお馴染みジェラルド・バトラーが。

何度も言ってますけど、神話系の映画は好きなのです。
今回はエジプト神話。いいすね。

昔のハリウッド大作映画を見ているような、全体の趣は良かったのですが
最近の大作映画にしては、ちょっとCGが荒かったような。
クライマックスの神と神の戦いなんて、途中で予算がなくなっちゃったのかと思ってしまうほどでした。

好きなシーンもいろいろあったんですけどね。
大蛇に乗った美人姉妹とか
スフィンクスがなぞなぞ出してきたりとか。
太陽神ラーのところなんて、たまらん良かったです。
平らな地球の向こうから、太陽引っ張り上げてくれるんですよ!?テンション上がったわー。

ちょうど観ようと思った時間が、吹き替え版のみだったのですが。
正直、拙い方もいらっしゃって。
そこはやはり、すごく気になってしまいました。

ちなみにスフィンクスの吹き替えの人が、カタコトで全然セリフが聞き取れなかったんですけど
エンドロールで確認したら、エジプト出身の力士・大砂嵐でした。
そこのこだわりいる?笑

神話の世界に入り込ませてくれる物語は楽しかったのですが
ちょこちょこ残念な部分が気になってしまう映画でした。


☆個人的見どころ
 ・神と人の大きさ
 ・絶妙に微妙なCG
 ・スフィンクスはぜひ吹替版で