土屋太鳳ちゃん!


『青空エール』
子供の頃、スタンドで野球部を応援する吹奏楽部の姿に憧れ、名門の白翔高校に入学したつばさ(土屋太鳳)。
同じ試合で野球部の活躍を見ていて、同校野球部に入った大介(竹内涼真)。
偶然知り合った2人は、ともに甲子園でプレー・応援をすることを誓い合う。
同じクラスで、野球にひた向きな大介にやがて惹かれて行くつばさ。
しかし、トランペット初心者のつばさは思うように上達せず、部活仲間の同級生からも邪魔者扱いされてしまう‥‥。

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監督は、「アオハライド」「ホットロード」など、青春恋愛映画でお馴染み三木孝浩さん。
原作は、河原和音さんの人気コミックです。

いや~油断した~。
正直、そんなに期待せずに(失礼)観に行ったのですが
ホロホロと泣いてしまいました。しかも何ヶ所も。

今時の青春映画にしては珍しく、真っ直ぐな感じが良かったですね。
夢に向かってブレないところが。

甲子園に出ること。
そのプレーをスタンドで応援すること。
真っ直ぐそこに突き進んで行く中に、ほんのりと絡んで来る恋心。
そのバランス具合がすごく良かったです。

土屋太鳳さん、個人的には活発な役が合ってると思ってたんですが
感情を抑え気味でおとなしいけど、ひたむきなつばさ役、すごく良かったです。
まさにスポーツマンという感じの竹内涼真さんも、役にぴったりだったんですけど
もっとがっつり坊主であって欲しかったっすな。(←昭和の人間ですねん)

陰の泣かし役は、水島役の葉山奨之さん。
つばさと同学年で、吹奏楽部トランペットパートの上手い男子なんですが
こいつがまあ、嫌なやつで。笑

ただ、そこも含めて、文化系クラブにありそうな、あまり爽やかでないあれやこれやもリアルで。
すなわち、脇のキャラクターもそれぞれが良いスパイスで
さらに僕を映画の世界に引っ張って行ってくれました。

大人になったら若い子の合奏や合唱で泣いちゃうという話を聞いたことがあるのですが
私も大人になったんすなー笑

観終わった後、清々しい気持ちになる映画でした。
夏が終わっちゃう前に観れて良かった。


☆個人的見どころ
 ・あきらめない2人
 ・病院のくだり
 ・そして結果は‥‥