『シビル・ウォー キャプテン・アメリカ』
地球の危機を何度も救っているアベンジャーズ。
しかし、各地に及ぼした被害が甚大であることが問題に。
それがきっかけで、アベンジャーズは世界的政府機関の管理下におかれ、活動を制限されてしまう。
アイアンマンことトニー・スタークは賛成するが、キャプテン・アメリカは反対し、アベンジャーズは2つに分裂。
そんな時、世界を揺るがすテロ事件が起こり、その犯人をめぐって、アベンジャーズの亀裂はさらに深刻なものに‥‥。
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「アベンジャーズ」ではなく、「キャプテン・アメリカ」の続編という位置づけなんですね。
もはや境目がなくなってきてますけど。
監督は、「ウィンター・ソルジャー」に引き続き、アンソニー・ルッソとジョー・ルッソ。
クリス・エヴァンス、ロバート・ダウニー・Jr、スカーレット・ヨハンソンなど、もちろんキャストやキャラもみんな継続。
マイティ・ソー、ハルクはいませんけど、今回はあのスパイダーマンも参戦!
アベンジャーズシリーズ(と言っちゃいますけど)の中では、一番好きかも。
アクション、ストーリー、両方良かったですね。
ヒーロー同士の対決なんて、日本でも昔っからあるわけで。
「マジンガーZ対デビルマン」とか。(古い)
先日も、「バットマンvsスーパーマン」が公開されてましたが。
たいていの場合は、ちょっと戦うんですけど、だいたい終盤で共闘したりとかで。
しかも、「いや、揉めなくてよくない?」みたいな理由が多かったり。
どうしても、無理矢理戦わされてる感が否めなかったんですが。
この映画では、政府機関の考えと、「ウインター・ソルジャー」をめぐり、明確に考えが分かれていて。
戦わざるをえない理由が納得できたんですよね。
しかも、アイアンマンとキャプテン・アメリカの、どちらも正しく、どちらも超頑固だという。笑
もちろん、他のキャラにもそれぞれ見せ場が作ってあって。
全員入り混じっての乱戦は、超見モノでしたよ。
それぞれの持ち味を生かし、瞬きもできないくらいのスピード感と迫力でした。
中でも、初参戦のスパイダーマンの扱いが良くて。
スパイダーマンって、ヘタレっ子が力を持って、調子乗っちゃうようなところがあるじゃないですか。
そこを上手くいじって、お笑いキャラにしてあって。
もちろん、スパイダーマンならではの、カッコ良いアクションは生かしつつ。
上手い!
もちろん、事件は収束を見せつつ、次作への含みも持たせつつ。の、いつものパターンで。
最後まで濃い、ヒーロー大激突でした。
う~ん、満足っす。
あ、今日から公開じゃないかな。
興味のある方は、ぜひ映画館で!
☆個人的見どころ
・頑固者vs頑固者
・アントマンまさかの必殺技
・それでいいのかスパイダーマン