クロエ・グレース・モレッツ!


『フィフス・ウェイブ』
突如地球に飛来した超巨大宇宙船。
「アザーズ」と名付けられた彼らからの、4度に渡る地球への攻撃で、人類の99%は死滅。
生き残った女子高生キャシー(クロエ)は、はぐれた弟が保護されている米軍基地へ向かう。
その基地では、生存者の中から子供たちを集め、アザーズと戦えるよう、訓練が開始されていた。
そしてアザーズからの、5度目の攻撃が開始される‥‥。

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リック・ヤンシーのヒット小説が原作だそうです。
監督は、J.ブレイクソン。
ヒロインはクロエ・グレース・モレッツ。
かわいいし、好きな女優さん。

年に何度かある、異星人が攻めてくる系ですが、少し異色でしたね。

宇宙船は見えるが姿は見せず。
自然を利用した大規模攻撃で大ダメージを与え
疫病により、真綿で首を絞めるように残りの人口を減らされ
人類は、成すすべもなく滅亡を待つ状態に‥‥。

こういう映画はやはり、絶望が深ければ深いほどよく
そこからどうやって希望を見いだすのかが、見応えに繋がるわけで。

その意味では、文句のない絶望の深さ。
叩きのめされますからねー。人類。
さらにそこからもう一段階、「おお!」と思わせる第5波もあり。
そう来たか!
そうかなと思ったよ!
と、脳内で興奮してしまいました。

なんですが、そこから生まれる希望の部分を、もっともっと見たかったかなと。
まだ続編があるんじゃないかと、思わせんばかりの終わり方で。
まさに「これから!」というところでしたね。気になる!

絶望から生まれる希望。
その落差とバランスが大事なんですなー。


☆個人的見どころ
 ・まさかの第5波
 ・頑張るクロエちゃん
 ・突然のロマンス

(4月23日公開予定)