吉永小百合さん主演。
『母と暮せば』
戦争が終わって3年。
長崎で助産師をする伸子(吉永小百合)の元に、原爆で亡くなった息子の浩二(二宮和也)が現れる。
聞けば、いつまでも悲しんでいる母が、やっと自分のことをあきらめてくれる決心をしてくれたからだという。
それ以降、ちょくちょく顔を見せるようになった浩二。
浩二は母と共に、結婚を約束していた恋人の町子(黒木華)のことも気にかけていて‥‥。
---------------
山田洋次監督です。
戦後の、物がなく大変な暮らしの中
戦争が終わって、少しずつ復興していく兆しが見える時代のお話しで。
亡くなった大切な人に会いたいと思う気持ちは、誰にでもあるもので。
それが突然叶った、助産師の伸子。
吉永小百合さん演じる伸子の喜び方が、本当の母のようで。
母が子供を思う気持ちは、男の僕なんかにはきっと想像もできないほど深く。
自分より先に子供に逝かれてしまうことの悲しみは、その何倍も深く。
そのことを想像すると、霊だろうが魂だろうが、亡き息子が現れてくれた母の喜びに
胸が締めつけられてしまいました。
ナチュラルなお芝居の二宮さんも素晴らしく。
本当に実家に帰ってきて、母の前ではしゃぎ、くつろぐ息子のようでした。
あと、この時代設定の映画に出る黒木華さんは、めちゃくちゃハマりますね。
昔のかわいい日本人顔なのかな。
でも、なぜ浩二は、再び魂となって伸子さんの元に戻ったのだろうか。
その疑問への答えもきっちり用意されてありましたよ。
ただ、伸子の年齢設定がちょっと分かりづらかったのが。
大学生の母ということは、時代的に40代かなと思うんですけど
内容から察すると、50代~60代くらいなのかなと思う場面も。
気になってしまいました。
個人的には、ラストはもうちょっとシンプルでもなーと。
ネタバレになっちゃうとアレなので、あまり言えませんけど。
母子の絆と言うよりは、母の我が子への愛の深さにグッとくる映画でした。
☆個人的見どころ
・母の想い
・濃いキャラ上海のおじさん
・結末
『母と暮せば』
戦争が終わって3年。
長崎で助産師をする伸子(吉永小百合)の元に、原爆で亡くなった息子の浩二(二宮和也)が現れる。
聞けば、いつまでも悲しんでいる母が、やっと自分のことをあきらめてくれる決心をしてくれたからだという。
それ以降、ちょくちょく顔を見せるようになった浩二。
浩二は母と共に、結婚を約束していた恋人の町子(黒木華)のことも気にかけていて‥‥。
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山田洋次監督です。
戦後の、物がなく大変な暮らしの中
戦争が終わって、少しずつ復興していく兆しが見える時代のお話しで。
亡くなった大切な人に会いたいと思う気持ちは、誰にでもあるもので。
それが突然叶った、助産師の伸子。
吉永小百合さん演じる伸子の喜び方が、本当の母のようで。
母が子供を思う気持ちは、男の僕なんかにはきっと想像もできないほど深く。
自分より先に子供に逝かれてしまうことの悲しみは、その何倍も深く。
そのことを想像すると、霊だろうが魂だろうが、亡き息子が現れてくれた母の喜びに
胸が締めつけられてしまいました。
ナチュラルなお芝居の二宮さんも素晴らしく。
本当に実家に帰ってきて、母の前ではしゃぎ、くつろぐ息子のようでした。
あと、この時代設定の映画に出る黒木華さんは、めちゃくちゃハマりますね。
昔のかわいい日本人顔なのかな。
でも、なぜ浩二は、再び魂となって伸子さんの元に戻ったのだろうか。
その疑問への答えもきっちり用意されてありましたよ。
ただ、伸子の年齢設定がちょっと分かりづらかったのが。
大学生の母ということは、時代的に40代かなと思うんですけど
内容から察すると、50代~60代くらいなのかなと思う場面も。
気になってしまいました。
個人的には、ラストはもうちょっとシンプルでもなーと。
ネタバレになっちゃうとアレなので、あまり言えませんけど。
母子の絆と言うよりは、母の我が子への愛の深さにグッとくる映画でした。
☆個人的見どころ
・母の想い
・濃いキャラ上海のおじさん
・結末