みんな大好きスヌーピー。


『I Love スヌーピー』
チャーリー・ブラウンと、その飼い犬のスヌーピーは大の仲良し。
チャーリーが学校にいる間は、友達のウッドストックと遊ぶスヌーピー。
ある日、チャーリーのクラスに、転校生でかわいい女の子が。
彼女に恋したチャーリーは、あらゆる手段でアプローチするが、どうにも上手くいかず‥‥。

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スヌーピーとチャーリー・ブラウン、ウッドストックなどのキャラクターは知ってますけど。
どんな物語かは知りませんでして。
まあ、4コママンガ的な感じなのは知ってましたけど。

要するに、子供あるあるなんですね。小学校低学年くらいの。
あー、こんな子いたなーとか。
自分もこんなこと、こんなとこあったなーとか。

そして主人公のチャーリー・ブラウン。
どうにも、自分が他の子より劣っているような気がして。
自分だけ、何事もうまくいかないような感覚。
誰にもそういう時ってありますよね。
それを体現してくれているような存在なんですな。チャーリー。
でも、ちょっとだけみんなよりうまくできない、いわばのび太のような存在でもあり。

この映画には、徹底して大人は出てこず。
先生や親はいますけど、姿は見えず声もノイズのようになっていて。
完全に、子供の世界の物語なのです。

すなわち、子供には子供の社会があるんだと。
誰かに何かあっても、子供たちで解決できることは、子供たちでやろうよと。
ちょっとしたイザコザがあっても、許す気持ちを持とうよと。
子供なら、そういった心が芽生えてきそうな
大人なら、子供の頃を懐かしめるような
そういった映画でございました。

確か、ちょっと毒っ気があるんですよね、スヌーピーって。
面白い映画でしたけど、願わくば、その部分をもう少し欲しかったかなあ。
子供向けだから難しいか‥‥。


☆個人的見どころ
 ・チャーリーの恋
 ・スヌーピー空中戦
 ・結局ウッドストックかわいい

(12月4日公開予定)