『ファンタスティック・フォー』
子供のころから発明オタクだったリードと彼の相棒ベン。
ある発明コンテストで、人類の未来を左右する研究に誘われる。
彼らと、チーフ科学者の養女スーと弟のジョニーたちは、異次元空間プラネット・ゼロへのテレポートに挑む。
しかし実験中に事故が起こり、4人は超人的なパワーを得てしまう。
その頃、プラネット・ゼロに取り残されてしまったビクターは、彼らを超える能力を手にしていたが、地球への復讐を企て‥‥。
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以前も映画化されておりますが、また新たに作られました。
監督は「クロニクル」のジョシュ・トランク。
改めて観ると、ファンタスティック4の能力って、ワンピースの「悪魔の実の能力」みたいですね。
(どっちが早いか知らないので、パクッたとかどうとか言うつもりじゃないですよ)
以前の続編かと思いきや、新たに作り直したのですね。
確かに映像はパワーアップしてましたよ。前のが10年前ですから。
設定も、宇宙で事故にあったのと、異次元であったのとの違いが。
でも、全体的にすごく淡泊だったような。
事故に遭い、不思議な超人的パワーを手に入れて
そのパワーで興奮するメンバーもいれば、早く元の体に戻りたいメンバーも。
そんな中、どう考えてもかわいそうなのが、岩男「ザ・シング」。
他のメンバーは、普段の見た目は人間ですけど
ザ・シングだけ、ずっと岩男ですからね。不公平の極み!
そんな苦悩とか、仲間たちとの衝突や邂逅が、この物語の芯だと思うんですけど
その辺の描写もそこそこに、クライマックスのバトルへ。
そのバトルも、意外とあっさりと‥‥
せっかく作り直すんですから
「いや、むちゃくちゃやりすぎ!」
くらいに、スカーッとさせられるような壮絶バトルを期待してしまったので。
登場の時のビクターの怖さや圧倒的感が、ずっと続かなかったですし。
これはまたシリーズとして続いていくのかもですけど
今後の作品のための、前振りや名刺代わり的な作品で終わってしまった印象でした。
なんでリメイクしたのか、僕にはちょっと意図が分かりにくかったです。
次やったらまた観に行くけど!
☆個人的見どころ
・ゴムゴムのー!
・ケイト・マーラかわいい
・ビクターが黄金バットみたい