チャニング・テイターム!


『マジック・マイク XXL』

3年前に引退した伝説の男性ストリッパー・マイクは、注文家具の会社を設立したが、思うように儲からず。

そんな時、昔の仲間たちと再会。

引退を決意した彼らは、もう1発最後にデカいショーをやろうと、マートルビーチでのダンスコンテストに出るという。

いてもたってもいられなくなったマイクは、仕事を中断して彼らに合流。

オンボロワゴンに乗って、会場への長い道のりを出発するが‥‥。

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チャニング・テイタムの実体験を基に映画化しヒットした「マジック・マイク」の続編です。

前作で監督だったスティーブン・ソダーバーグは製作総指揮に。

今作の監督はグレゴリー・ジェイコブズにバトンタッチ。

いんや~面白かったですよ。

前作は、ショーの部分はド派手で好きだったんですが、ストーリー的には淡泊だった印象で。

今作は、前作が前ふりだったんじゃないかと思うほどの盛り上がりっぷり・燃え上がりっぷりでしたよ。


主役のマイクの人生はもちろん

今回は、ダンサー仲間たちのキャラクターや生き方も細かめに描かれてまして。

それが観てる側にも、一体感となって伝わってきたのかも。

男の友情なんて言うと、安っぽいですが。

そこにまんまとグッと来てしまいました。


あれやこれや珍騒動を起こしながらの、ロードムービー風になってたのも、飽きさせない作りで。

立ち寄った各所で人々にパワーを与え、パワーをもらい、クライマックスへと。


そのクライマックスがこれまた圧巻で。

何だこのプロフェッショナル集団は。

いやーもう、男が見ても惚れ惚れするパフォーマンスの連続でしたよ。


しかし、あれだけのイケメンたちが、ギリシャ彫刻のように体を鍛え上げ

キレッキレのダンスを披露し

スクリーンから漏れんばかりにフェロモンを振りまかれたら、もう日本の男は太刀打ちできないですよ。

と、白旗をあげたくなるくらいに、最高の男たちでした。


大げさではなく、男って何だ、女って何だ。

そして男女って何だと

良い意味で考え直すことができる映画でした。



☆個人的見どころ

 ・圧巻のパフォーマンス

 ・ワゴンの旅

 ・男たちvs熟女軍


(10月17日公開予定)