『映画 みんな!エスパーだよ!』
ある日突然、まわりの人の心の声が聞こえるようになった、高校2年生の鴨川嘉郎(染谷将太)。
学校に行くと、同じように超能力を持った人間が何人も現れる。
超能力研究所の浅見教授は、そのエスパーたちを招集。
教授が言うには、悪のエスパーたちが、「世界エロ化計画」が進められていて、嘉郎たちにそれを阻止してくれと言うのだ‥‥。
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原作は「デトロイト・メタル・シティ」の若杉公徳さんのマンガです。
ドラマ化もされていて、その時と同じく監督・園子温さん、主演・染谷将太さん。
エッチ系学園青春超能力コメディ映画とでも言いましょうか。
もう、日本中の巨乳タレントを集めたような映画でしたよ。
よくまあ、そんなにいたなと思うほどに。ありがたや。
思春期の高校生がある日突然エスパーになり
普段からエッチなことばかり考えているのに、さらにエッチなことで頭がいっぱいになっちゃうという。
健全ですよね。
これはもう、園監督節とでも言うのでしょうか。
冒頭から、勃起・巨乳・パンチラのオンパレードで。
出てくる女は全員巨乳で、ミニスカからパンツを見せていて。
男は全員、それを見て勃起をするという。
でも、何だろう。そんなに出しているせいか、良くない意味でエロさを感じなくて。
じゃあ、「バカだな~」と笑えるかと言うと、そんなに。
バカでエッチな外面の中に、唸らされるようなストーリーがあるのかと思いきや、そういうわけでもなく。
映画館で、一人で観に行ったんですけど。(ちなみに満席)
家で家族とテレビを見ていたら、エッチなシーンが始まってしまったような。
何だかそんな気まずさを感じてしまいました。
愛知の豊川・豊橋で、地元の協力を得つつロケをしていたそうですが
半裸の女性がわんさと歩き、勃起だオナニーだを連呼していて。
果たして地元の人たちは、どんな気持ちで撮影に協力していたのだろうか?とか
余計なことばかり頭をよぎってしまいました。
そんなこんなあっての、気まずい感覚だったのかも。笑
良くも悪くも、園監督の作品なのだなと。
どこか一部分を切り取って見ても、すぐそうだと分かるような。凄いことです。
後は、観る人の好みで大きく分かれるでしょうね。
ただ、あまりカップルで観るには適してないかもですよ‥‥。
☆個人的見どころ
・巨乳・巨乳・巨乳
・無駄なテレポーテーション
・関根勤さん!