『ブルックリンの恋人たち』
モロッコで暮らすフラニーの元に、ミュージシャン志望の弟が事故で意識不明だとの報が。
ニューヨークに戻ったフラニーは、弟を見舞った後、彼の部屋へ。
弟の部屋で日記を見つけた彼女は、彼のバイト先や好きだった店を巡ることに。
そして日記に挟んであった、弟が敬愛する人気ミュージシャン・ジェイムズのライブにも。
ライブの帰りにジェイムズに弟のことを伝えると、数日後、彼が弟に見舞いに訪れてくれて‥‥。
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監督は「プラダを着た悪魔」で助監督だったケイト・バーカー=フロイランド。
主演はアン・ハサウェイ。アーン!
静かな映画でしたね。
ジェイムズは人気ミュージシャンですが、ロック系ではなくフォーク系で。
流れるBGMも
2人の恋の盛り上がり方も静か。
僕はよく分からなかったんですけど
フラニーは、弟があんなことになり、混乱もあって不安定で
何かにもたれかかりたい気持ちだったんでしょうけど。
ジェイムズがどういう気持ちなでフラニーに近づいたのか、いまいち入ってこなくて。
彼女の弟を見舞いに来たのが、彼女に会いたい口実だったんやろうなとは思いましたが
コロッと一目惚れしたのか
たまたま出会ったちょっとかわいい子に、短い滞在中だけちょっかい出したかったのか。
でも、お互いそれを覚悟しての付きあいだったようにも見えるし
先を考えるのが怖くて、2人とも踏み出せなかったようにも見えたんですが。
お互い、届かないジャブで距離を測り続けてるボクシングの試合を見ているような。
そんなじれったさを、ずっと感じておりました。
学生の恋愛映画ではないので、もう1歩2歩と踏み込んだ描写が、僕は欲しかったです。
☆個人的見どころ
・アーン・ハサウェイ!
・ライブかっちょいい
・そして2人の選択は‥‥