『暗殺教室』
有名進学校・椚ヶ丘中学の落ちこぼれクラスである3年E組。
そこにある日、タコ型の生物が担任としてやってくる。
それは、月の形を変えるパワーを持ち、マッハ20で飛ぶことができる超生物で、来年3月に地球を破壊すると予告。
E組の生徒は、暗殺の依頼と、成功報酬100億円を提示される。
超生物は「殺せんせー」と名付けられ、生徒たちに狙われながらも授業を始めるが‥‥。
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少年ジャンプで大人気連載中のマンガの実写化です。
もちろん僕も楽しく読ませていただいております。
監督は「海猿」などの羽住英一郎さん。
あの超生物「殺せんせー」が、どう映像化されるのかが、やはり見どころだったんですが。
僕が予想してた以上に、うまくできておりまして。
質感とか、殺せんせー独特の、特殊な表情の変わり方とか。
声優を担当しているのが、なんと嵐の二宮さんなのですね。
ちょいキモでヌメッとしたしゃべりの感じを、とても自然にやっておられました。
潮田渚は、もっと女性っぽい人の方が(なんなら女性の方が)いいかなと思ったり
ビッチ先生は、それこそ白人の役者さんがやって欲しいなと思ったりはありましたが
概ねキャストのみなさんは、原作のイメージに沿った配役になってて、僕は違和感なく観れました。
とはいえ、まだ完結していないマンガの実写化ですからね。
勝手に殺せんせーを殺せないでしょうし、どのエピソードをメインにするのかと思っていたら
ビッチ先生も、鷹岡教官も、自律思考固定砲台も、カルマもイトナも。
一つ一つのエピソードは、マンガでは結構読み応えあったんですけど
それらを全てサラッ、サラッとやってたのが、すごくもったいないかったなと。
いわば、今までのストーリーのダイジェストのような感じになっていて。
元々、映画オリジナルストーリーとして完結させることはできなかったんでしょうから。
少ないエピソードに絞って、その何個かをしっかり観たかったです。
☆個人的見どころ
・ヌルフフフ~
・もう一人の触手が
・天使すぎる自律思考固定砲台