シリーズ第3弾にして最終章!


『ナイトミュージアム エジプト王の秘密』
夜になると展示物の人形や動物が動き出す、アメリカ自然史博物館。
その展示物たちに命を吹き込んできたエジプト王の石版が、魔力を失いつつあることに気付いたラリー。
石版の謎を解く鍵は、どうやらイギリスの大英博物館にあるらしい。
それを聞いたラリーは、博物館の仲間たちと息子のニッキーを連れて、イギリスへと向かうが‥‥。

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大ヒット映画「ナイトミュージアム」の第3作目で、完結編です。
監督は前の2作と同じくショーン・レビ。
主演はもちろんベン・スティラー。

博物館の展示物が、夜に勝手に動き出して騒いでるという、楽しいアイデアが当たって大ヒットしたパート1。
でも、こういう発想が肝の映画の続編は、どうしても新鮮味がなくなっちゃうんですよね。
なので、パート2の時は、正直イマイチだなと思ったんですけど。
不思議なことに、3作目となると、また楽しくなってきましたね。僕は

もうテイストはいつものあの感じです。
バカバカしい騒ぎに巻き込まれ、警備員のラリーが右往左往。
パート1からのお決まりのギャグ(?)も、きっちり入ってて。
かと思いきや、人形同士の友情にグッとこさせられたり
実は人形であることの現実に切なくなったり。

新しいキャラも楽しくて。
ベン・キングズレーのエジプト王は、笑っちゃうほどハマリ役で。
レベル・ウィルソンの、大英博物館の太った女性警備員も良いスパイスに。

いつものドタバタはちゃんとあったものの、意外にあっさり終わった印象でしたが。
完結編だけあって、最後はきっちり。
哀愁と未来が感じられるラストが素敵でした。

完結編とはいえ、またできそうですけどね。
あの太っちょ警備員を主役にしたりして。

このシリーズがお好きな方は、ぜひラストを見届けてくださいな。


☆個人的見どころ
 ・ここに完結!
 ・まさかのウルヴァリン
 ・さよならロビン・ウィリアムズ