宮部みゆきさん原作!


『ソロモンの偽証 前篇・事件』
1990年。12月25日のクリスマスの朝。
中学校の校庭に、2年A組の生徒・柏木拓也の転落死体が。
警察は自殺と判断したが、ほどなくして、学校内で悪名高い不良生徒・大出を犯人とする告発状が出回る。
遺体の第一発見者で、クラス委員の藤野涼子は、真実を知るため、自分達で裁判を開こうと決意するが‥‥。

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原作は宮部みゆきさん。
監督は「八日目の蝉」などの成島出さんです。

「前篇」「後篇」と銘打ってるから、覚悟はしてたんですけど
やっぱり、後篇に突入するための前降りに徹してましたね。

人物の描写がうまくて。
みんなそれぞれ、心に抱えているもの、人に知られたくないものがあり。

特に思春期は、体面を気にする年頃ですから。
学校で見せる顔と、家で見せる顔があり
それに対する親の接し方もそれぞれ。
その辺りの見せ方がすごく上手くて。

そんな人間関係と事件の謎を全て引っくるめて後篇に突入!
というパワーはすごく感じましたが
こっちは一本分の料金払って観てるわけですから(←ケチ)
前篇とは言え、何かしらの物語は味わいたかったです。

後篇を観たくなるかならないかで言うと
めっちゃ観たくなりましたよ。
そりゃあもう。
どうなるやろか。

早く4月になれ!


☆個人的見どころ
 ・裁判は?
 ・犯人は?
 ・真実は?