『REC/レック4 ワールドエンド』
スペイン・バルセロナのアパートで謎のウイルスが蔓延し、多数の犠牲者を出した事件で、唯一の生き残りである、テレビレポーターのアンヘラ。
救出された彼女が目を覚ました場所は、貨物船を改造し、隔離検疫施設となった船の一室だった。
そこは、リカルテ医師を中心とし、武装した兵士たちで厳重な警備が。
アンヘラは、リカルテを不審に思う兵士グスマンと共に、その船を出ようと画策。
しかしその時、突如あのウイルスに感染した男が出現し‥‥。
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手持ちカメラだけで撮った風(POVと言うらしいです)の、スペイン発ホラー映画「REC/レック」。
第3弾では、その方式を序盤で捨て、普通の、いや、かなりパンチの効いたB級ホラーコメディ化していたのですが。
今作は最終章ということで、気づけばの第4弾です。
こんな言い方するとアレなんですけど
ちゃんと面白かったです。笑
1作・2作目は、古ぼけたアパート。
手持ちカメラのブレる感じに酔いそうになり
ドーン!と驚かされる感じに、ちょっと嫌な気になったり。
そんなに好きな映画ではなく。
3作目は結婚式場が舞台。
「REC」なのに、手持ちカメラ式を早々に捨てるという、まさかの展開でしたが。
前2作の緊迫感が一転、B級ホラーコメディチックに。
ただ、僕はこれが一番好きだったんですけど。
で、今作は謎の船上へ。
アパート、結婚式場の生き残りも、なぜかそこに集められ。
POVでもなく、コメディ要素もなく
堂々の、王道のサスペンスホラーになってましたよ。
船の中で行われてる謎の研究
やがて巻き起こる抗争
迫りくる嵐
明らかになるゾンビウィルスの元凶
そして、その元凶の保有者であった、意外な人物‥‥。
いや~、最後までしっかりと、ハラハラドキドキでした。
ただ、1・2作目のレックが好きな人からしたら、全く違うテイストに戸惑うでしょうけど。
僕は4作の中で一番楽しめました。
最終章と銘打たれてましたが
これ、続き作る気満々じゃないの?笑
☆個人的見どころ
・ウイルスの元凶
・どうなるアンヘラ
・クライマックスのごちゃごちゃ感