『ザ・ヘラクレス』
古代ギリシャ。暴君アンピトリュオンの圧政の時代。
王妃と神ゼウスの間に生まれたヘラクレスは、姫ヘベと運命的な出会いを果たす。
しかし、ズル賢い兄に姫を奪われた上、戦地へと送られてしまう。
そこで出会ったソティリスと共に、絶体絶命の窮地を生き延びたヘラクレス。
そして彼は、王と兄への反乱と、ヘベの奪還に動き出し‥‥。
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「クリフハンガー」などのレニー・ハーリン監督です。
主演はケラン・ラッツ。
ムキムキ!彫刻のよう!
最近この系統の映画多いですね。
「ポンペイ」とか、「300」の続編とか。
「テルマエ・ロマエ2」‥‥は、ちょっと毛色が違うか。
何度も言ってますが、僕こういう神話系が好きで。
ゼウスの息子!ヘラクレスが主役!
ということで、わくわくしていたのですが、意外に神話感が薄くて。
ヘラクレスも、筋肉はムキムキで華もあるんですけど
「めっちゃ強い人間」くらいで、結構何度も何度もピンチになっちゃうんです。
最初に、化け物じみた獅子が出てきた時は、高揚感あったんですけどねえ。
それ以降はもう、人対人。
嫉妬と憎悪のぶつかり合いで。
羽の生えた馬とか、髪の毛が蛇の女とか、神話っぽいのは全然出て来ず。
ストーリー的にも、こっちがそうなるのかな~と思う感じで、トントンと進んで行っちゃいました。
ギリシャの戦士たちの筋肉美は、フェチにはたまらんでしょうし
街並みや戦闘の映像も、美しく激しく迫力があったのですが。
ぐわわっとこっちの体温が上がりきることなく終わっちゃったのが、なんだかちょっと残念でした。
☆個人的見どころ
・筋肉美
・兄のヘタレっぷり
・コロシアムの戦い