3部作の第2部!


『るろうに剣心 京都大火編』
幕末に「人斬り抜刀斎」と呼ばれ恐れられた緋村剣心(佐藤健)も、今は明治の世で平穏に暮らしていた。
同じ頃、剣心の後に人斬りを継いだ志々雄真実(藤原竜也)が、京都で暗躍し、明治政府への復讐を企んでいることが判明。
それを察知した政府は、剣心に京都での志々雄討伐を依頼。
自分にも責任の一端があると感じた剣心は、単身京都へ向かう。
一方、かつて徳川幕府の御庭番衆だった四乃森蒼紫(伊勢谷友介)も、血眼になって剣心を探していた‥‥。

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全作に引き続きの大友啓史監督。
主要キャストも、もちろん変更なしです。
今回は、原作でも人気の高い京都編!


マンガが原作なので、キャストの賛否はあると思いますが。
僕は皆さんそれぞれ合ってて好きなんですよね。
前作からの、佐藤健さんの剣心、青木崇高さんの左之助、江口洋介さんの斎藤一はもちろん。
「アニメを実写にするとこの人」でお馴染み藤原竜也さんの志々雄真実や
伊勢谷友介さんの四乃森蒼紫も、雰囲気ばっちり!

何気に土屋太鳳さんの巻町操もグー。

原作はどこかしら少女マンガチックな匂いもあるのですが(そこが良いんですよ)

この映画版は、和に洋が急速に入り込み、政治も文化もまだ混沌としていて

まだ危なさが残る明治初期の日本の雰囲気が妖しくて良いんですよね。


相変わらずの殺陣のスピード感も抜群です。

昔ながらの、ドシッと構えて目力で威嚇し、静からの動で仕留める美しい殺陣もシビれるのですが

息つく暇もなく、アクロバティックな動きを駆使して

華麗さと泥臭さが混在してるような、この映画の殺陣シーンもまた見入ってしまいますな。


とはいえ、ほぼ戦争状態になっているような場に、女子供(言い方悪くてすんません)が参戦している状況は、ちょいとリアリティがそがれてしまいましたね。

結構リアルな描写に寄せてる作品なので、そこはやっぱり気になっちゃいました。


そして、もう続編が決まってるということで、

これから!という、とんでもなく中途半端なところで終わってしまってます。

「パイレーツ・オブ・カリビアン2か!」と、つい突っ込んでしまうほっどに。

上映後に不満をもらしてる人の声も聞こえましたし。


僕も、映画は1本で完結させて欲しい派なのですが

今回は次作もあるという告知がされていたので、ある程度は覚悟できてはおりましたので。


なので、9月公開予定の最終章も観る予定の方はどうぞ。

僕は絶対に観に行きます!



☆個人的見どころ

 ・志々雄超怖い

 ・宗次郎むかつく

 ・終わりかい!