オーランド・ブルーム!


『ケープタウン』
南アフリカのケープタウン。

引退した人気ラグビー選手の娘が、無惨に殺される事件が発生。

刑事のブライアン(オーランド・ブルーム)とアリ(フォレスト・ウィテカー)の捜査で、事件の夜、彼女がドラッグの売人と会っていたことが判明。

そのドラッグは、街で頻発する子供の失踪事件の現場で発見されたものと同じだった。

ブライアンたちは、その事件の裏に、組織的な陰謀があることを突き止めるが‥‥。


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主演は「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズに出ていたオーランド・ブルーム。

そして相棒の刑事に「大統領の執事の涙」の好演が記憶に新しいフォレスト・ウィテカー。


なんとまあ、重い重い映画ですよ。

まずもう、ケープタウンの治安が悪すぎで。


暴力・強姦・ドラッグ当たり前。

その被害に遭っているのが未成年たち。

しかも、そんな子供たちの誘拐事件が頻発していて。

捜査中の警察の人間ですら、平気で襲われちゃうという。

起こってる事件の題材もエグければ、表現もグロく。

何度も目をそむけたくなっちゃいましたよ。


しかもそれが、実際に起こってるんじゃないかというリアリティっぷり。

南アフリカの治安があまり良くないという話は耳にしておりますが

どこまでどうなんだ?

本当にこれくらい怖いの?


ただ、そんな中、悪を駆逐するために奮闘する男たちがカッコよく。

オーランド・ブルーム演じるブライアン。

生真面目な感じじゃなくて、無頼な雰囲気が似合っていて素敵。


そしてフォレスト・ウィテカー演じるアリも。

アリは黒人で、幼い頃はアパルトヘイト政策の最中。

幼い頃の記憶が、彼の正義感につながっていて

そんな2人が、事なかれ主義の上司もいる中で、徹底的に戦おうとするのです。

ヒリヒリするような緊張感でしたよ。


しかし、環境は悪く相手は大きく、自分たちはあまりに微力。

捜査がスムーズに進むわけはなく。

果たしてブライアンたちは、悪に打ち勝つことができるのでしょうか?



☆個人的見どころ

 ・治安、悪っ!

 ・ワイルドだよブライアン

 ・歩く2人


(8月30日公開予定)