ゲキ×シネにハズレなし!

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『ZIPANG PUNK~五右衛門ロックⅢ(ゲキ×シネ)』

すでに死んだと思われていた大泥棒石川五右衛門(古田新太)。

女盗賊・猫の目緒お銀(蒼井優)たちと組み、空海の残した宝「黄金目玉像」を盗み出す。

しかしそれは、本当のお宝の鍵に過ぎず。

彼らを追うのは、お上直属の探偵・明智心九郎(三浦春馬)。

さらには、豊臣秀吉(麿赤兒)や謎の尼僧・春来尼(高橋由美子)、南蛮人も巻き込み、天下を揺るがす大騒動に‥‥。


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劇団☆新感線の舞台を、臨場感そのままに映画館のスクリーンで上映する「ゲキ×シネ」シリーズ最新作です。

僕、大好きなんですよね。

しかも今回は、いつも楽しい五右衛門シリーズ!

前作、天海祐希さんをゲストに迎えた「薔薇とサムライ」は最高に面白かったですし。


そんな今回は、三浦春馬さん、蒼井優さん、高橋由美子さんをゲストに迎え。

前作に負けず劣らず、豪華で華やかでごちゃごちゃしてて。(良い意味)


ただ、前半は特に、いつもより歌が多かったかなあ。

ダンスシーンも楽しいゲキシネですが、多すぎるとさすがに、観てる方も疲れてしまうので。

僕としては、もうちょっと芝居部分が多くあって欲しかったです。


それにしても、コミカルにちゃめっけたっぷりに踊る蒼井優さんのかわいらしいこと。

自分では分かりませんが、その時、僕の目はハートだったかも。

そして、意外なことに(失礼)三浦春馬さんのダンスが、めっちゃカッコいいんす。

お二人とも歌もダンスも上手いし、シリアスからコミカルまで、お芝居の幅も広く。

何やねん!

何でもできやがって!

逆に何がでけへんねん!


さらに、キーになる春来尼役の高橋由美子さん。

僕なんかの世代は、「南くんの恋人」とか、「ショムニ」の不気味なOL役のイメージだったのですが。

なんとまあ、コメディ芝居のお上手なこと。
笑いで引きつけておいて、グッとシリアスに戻る感じも、ゾクゾクしました。

浦井健治さんもツボでしたけどね。

笑って踊る剣士っぷりが、ワンピースのブルックを彷彿とさせましたよ。


ゲストの方々が生きるのも素晴らしいところですが

それには、いつも出てらっしゃる新感線の皆さんの安定感があるからですよね。

今回も楽しゅうございました。



☆個人的見どころ

 ・猫の目お銀!

 ・お馴染み・五右衛門の変装

 ・ももももも~(笑い声)