写真は曽田正人先生バージョンポスター!


『RUSH ラッシュ/プライドと友情』
2人の天才ドライバー、ジェームズ・ハントとニキ・ラウダ。
女癖が悪く、破天荒な性格のジェームズと、ストイックで神経質なニキは犬猿の仲だった。
76年のF-1チャンピオンシップ、2人のポイント争いは熾烈を極める。
そして首位を走るニキに、猛追するジェームズが肉迫する中で迎えたドイツGP。
大雨の中で強行開催されたレースで、大事故が起こってしまう‥‥。

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今も語り草となっている、 F-1・1976年シーズンの激闘を映画化。
もちろん実話がモデルです。

いや~、面白かった!
めちゃくちゃ燃えました。

全くもって正反対の二人。
陽気で派手好きなジェームズ。
プレイボーイで、運転も荒く。
成績にもムラがあるが、調子に乗った時の速さは、誰にも止められず。

一方、地味でストイックなニキ。
速く走るためには、メカニックにも忌憚のない意見をぶつけ、その性格故に友達も少なく。
ただ、全てを完璧にしてレースに臨むので、安定した成績を残す。

そんな正反対の二人だが、唯一お互いを認めてるところ。
それが「スピード」なのです。

まわりの目があるからと、社交辞令で握手を交わすことすらなく。
どころか、近くに現れると、ところかまわず罵り合うのですが。

お互いが、
「あいつを負かすのは俺」
「俺を負かすのはあいつ」
と、決して表には出しませんが、要所でそれが見てとれるのです。

その男と男の、一見子供じみた意地の張り合いと
語弊を恐れずにいうと、
「女にゃ分からねえ!」
的な友情に、胸を打たれ、心震わされました。
まさに「プライドと友情」やったなあ。

時間の都合で、吹替版を観たのですが
写真を見たら、主演の二人が本人にそっくりだったので
できたら字幕版も観たいなあ。


☆個人的見どころ
 ・プライドと友情
 ・くりそつっぷり
 ・富士スピードウェイ!