ゴースト‥‥



『ゴースト・エージェント R.I.P.D』

捜査中に殉職してしまった、ボストン警察の刑事ニック。

だが、その腕前を見込まれ、現世に紛れる悪霊を取り締まる組織「R.I.P.D」にスカウトされる。

新入りのニックとコンビニなったのは、西部開拓時代からエージェントをしている、大ベテランのロイ。

次々と悪霊を捕らえて霊界へ送る2人。

ある日2人は、霊界から人間界へのトンネルを使い、悪霊を逆流させる恐ろしい計画を知る‥‥。


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「ゴーストバスターズ」と、「メン・イン・ブラック」を足したような映画です。

日常に潜み、一般人として暮らす悪霊。

そいつらを見つけ出し、手錠をかけてあの世に送るのが、「R.I.P.D」の仕事。

オカルト系アクションコメディ映画とでも言いましょうか。


なんと言うか

いろいろ定義が雑やし

武器がちゃちいし

エージェントが不死身なんで、なんだか緊張感でないし

地球のピンチが、やけにあっさりやってくるし

映像はしっかりしてたけど、ストーリーがうっすいし

とにかくもう、B級映画感がプンプンで

ツッコミどころも満載だったんですが


僕はこの映画


嫌いじゃない!笑


そりゃあ、根底に流れる壮大な人間ドラマとか

一瞬の瞬きも許されないような、ギリギリのアクションシーンなんかは

全っ然ないですけど(失礼)。

何も考えずに、ポカーンと見てたら、意外とドキドキしながら最後まで楽しめたんですよね。


ただ、1個注文をさせてもらえるならば

(そんな権利ないけど、勝手にする)

ニックやロイなどエージェントは、もちろん死んだ身なので、現世をうろつく時は、違う見た目なわけですが。

そこを利用したボケを、もうちょっと見たかったかなあと。

いや、あったんですけど、

「もっと行けるやん!もっと見たいやん!」と思って。


そんなわけで、決して「娯楽大作!」なわけではないですし

ハードルを上げて観てはいけませんけど

僕はファストフード感覚で、気楽にサクッと楽しめましたよ。



☆個人的見どころ

 ・突然の大ピンチ

 ・意外とあっさり決着

 ・ニックの現世顔