『イノセント・ガーデン』
郊外の大きな屋敷に暮らす少女インディア(ミア・ワシコウスカ)。
18才の誕生日に、最愛の父を亡くしてしまう。
彼女は、父とは仲が良かったが、母(ニコール・キッドマン)とは折り合いが悪かった。
その父の葬儀の日、長らく行方が分からなくなっていた、叔父のチャーリーが現れ、一緒に屋敷で暮らすことに。
しかし、それをきっかけに、インディアのまわりで不可解な事件が起こり始め‥‥。
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ミステリーというか。
サスペンスというか。
まあ、サスペンスミステリーでいいか。
とにかくもう、映像がオシャレですな。
一場面一場面と、その場面転換の見せ方が。
シャレオツ。
そこにこだわりすぎてて、ところどころ内容が頭に入って来なかったのは、僕だけやろか。
そして、そのシャレオツな映像とは対照的に、内容はなかなかにハードで。
突如現れた、謎めいた叔父のチャーリー。
怪しさを感じつつも、ミステリアスな部分に徐々に惹かれて行くインディア。
しかし、チャーリーには秘密が。
その秘密を知ることによって、インディアの中に潜んでいた何かが目覚め始め‥‥。
もっと官能的な方向に行くのかと思いきや、そこは程々で。
ミステリーな要素を強めて行くのかと思いきや、何だかいろいろと雑で。
そもそも、よく分からない叔父さんが急に現れて、すぐに家に住まわせるものなのか?と。
まずそこが気になっちゃいまして。
他にも、母やインディアが、もっと「あれっ?」ってなっていい部分を、意外なほどにあっさり流して次へ次へと進みますし。
こういう系の映画は、できたら何も疑問を持たせず、上手に引き込んで欲しいっすなあ。
インディア役のミアさんは、お人形さんのようにきれいですね。
前半では少女っぽかったのに、終盤では大人の顔になるので、その変わりっぷりに驚きました。
女優さんだ。
ちなみに、「アリス・イン・ワンダーランド」の、アリス役だった子ですよ。
ところで、CMで使われてた曲にぞわぞわしてたのもあって観にきたんですが。
本編はおろか、エンドロールでも使われてなかったような‥‥残念‥‥。
☆個人的見どころ
・シャレオツ映像
・チャーリーの秘密
・そしてインディアは‥‥