『PARKER/パーカー』
強盗のプロフェッショナルであるパーカー。
ある日、別の犯罪グループに助っ人を頼まれ、フェスティバルを襲撃し、150万ドル強奪に成功。
帰り道、次のヤマも依頼されたパーカーだったが、断ると銃弾を受け路肩に捨てられてしまう。
一命をとりとめたパーカーは、彼らの足取りを追うが、相手もパーカーの生存を知り、プロの殺し屋を雇い‥‥。
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僕の好きな「男」ジェイソン・ステイサム兄貴の最新作です。
派手なアクション、タフな体、にじみ出る人情。人情?
いや~、相変わらずの男っぷりでしたよ。
「男くさいアクションスター」は、若手ではあいかあらずステ兄の独占状態が続いてますな。
そんな若手でもないですけど、他がおじさんたちなので。
序盤での暴れっぷりから、こっぴどい裏ぎられっぷり。
そして、終盤での復讐劇のスリルは半端なかったのですが。
その間というか、中盤がちょっとゆったりしすぎていたような‥‥。
まあ、頭から尻尾までアンコが詰まった鯛焼きのような、そんなヒリヒリするアクションをステ兄の作品には期待しているもんで。僕はですよ。
ここは好みの問題なんですかね~。
パーカーには自分に課した3つのルールがあるそうで。
・持たざる者からは盗まない
・悪い奴だけ殺す
・敵には借りを返す
ということなのですが。
いや、一般の人からもガンガン盗んでましたよ!車とか金とか!
「復讐のために手段を選ばない」というのは、まあカッコ良いっちゃあカッコ良いですし。
そういう映画も嫌いではないのですが。
なんか、このパーカーに関しては、なんかモヤモヤが残っちゃいましたね。
あまりにサクサクと一般人から盗みを働くもんで。
恩人には返す的なシーンがありましたけど
だったら、盗んだ人らにも、全員新車を贈ったげて!
面白かったんですけど、ステ兄主演ですし、もっと突き抜けて興奮させてもらいたかったっすなあ。
☆個人的見どころ
・いつも以上の血まみれっぷりステイサム兄貴
・スーツにテンガロンハット
・空気を読まない女