阿部寛さんが詐欺師役!?



『カラスの親指』

悲しい過去を背負い、詐欺師として生きるタケ(阿部寛)。

そのタケを慕い、いつからかコンビを組んで仕事をするようになったテツ(村上ショージ)。

そんな2人の住まいに、偶然知り合った少女と、その姉とさらに姉の恋人が転がり込んで来た。

最初は嫌がっていたタケとテツだが、すぐに5人は賑やかに楽しく暮らしだす。

しかし、タケの過去の因縁が、5人の平和な暮らしを脅かしはじめ‥‥。


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すっかりやられちゃいました。
そもそも、こういう弱者たちが知恵を使って強者に挑むような作品が好きで。

しかも、それだけにとどまらず、張り巡らされた伏線を後々きっちり回収してくれる心地良さ。

いや~、騙されちゃいましたね。


阿部寛さんは、相変わらず抜群の安定感なのですが。

村上ショージさんがすごく良かったんですよ。

一見大根っぽく思える感じ(超失礼)が、おっとりしてて人なつこいテツ役にぴったりで。


あと、姉妹の妹役の能年玲奈さんがかわいい!

なおかつ、姉役が石原さとみさん!

どんな美人姉妹だ。

もし近所に住んでたら事件ですよ。ドキドキしすぎて。


いろいろ書きたいことあるんですけど、ネタバレになっちゃうとアレなので我慢。

この映画は、展開がキモなので。

とはいえ、これから観る方は、変に勘繰らず、フラットな感じでどうぞ。


そんなうまいこと行くかい!

と思いながらも、すっかり引き込まれてしまいました。

満足満足。



☆個人的見どころ

 ・ラスト15分

 ・美人姉妹

 ・親指