ザック・エフロンも大人になったな~。


映画とカレーと藤井


『一枚のめぐり逢い』

米海兵隊の三等軍曹ローガンは、戦場で一枚の写真を拾おうとしたことで、偶然にも命拾いする。

それは、美しい女性が微笑んでいる写真だった。

戦地でその写真の持ち主を捜すが見つからず。

帰国後、ローガンは写真の女性を捜し各地を放浪し、ついに名前と住所をつきとめる。

そして彼女・ベスに写真を渡そうと勤め先の犬舎を訪れるが、うまく説明できないでいると、バイト志望と間違われ、成り行きでそこで働くことになり‥‥。


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数年前「ハイスクール・ミュージカル」で観た時はまだあどえなさの残っていたザック・エフロンが、こんなヒゲもじゃの大人に!

でも、目は相変わらずキラキラ。

そのアンバランス感が、なんか不思議な顔立ち。


なかなかに素敵なラブストーリーですよ。

戦地で拾った写真がお守りになり、帰国してから何の手がかりもないその女性を探し、会いに行くって。

ロマンチックじゃないか!

そして出会い、お互い様子を見ながらも徐々に惹かれ合い。

つかず離れず、ついて離れての距離感が、絶妙に良かったですね。


でも、どこかスッキリしない部分もあったというか。

原因は分かってるんですけど。

ベスの元ダンナという男が、本当にゲスで。

そいつが物語のキーマンで、話のスパイスになっているのは分かるんですけど。

にしても、見た目も含め、超ゲスゲス。

ラストのくだりまで含めて、現実味がなくてちょっと嫌でしたね。

なんか、モヤモヤ。


あと、個人的にですが、ベスのヒステリックな部分があまり好きではなくて。

大事な人を戦地で亡くしたり、一人で息子を育てる大変さもあるんでしょうけど。

やっぱり王道ラブストーリーのヒロインは、自分が惚れるタイプの人であって欲しいっすなあ。



☆個人的見どころ

 ・くっつくの?くっつかないの?

 ・ベスの元ダンナが‥‥

 ・シャワーで情熱的に‥‥