渡部篤郎さん主演！
『外事警察 その男に騙されるな』
東日本大震災で被災し、立ち入り禁止区域に指定された地区にある大学から、原子力関連部品のデータが盗まれたことが判明。
警視庁公安部外事課の住本（渡部篤郎）は、不正輸出に関わっている疑いのある奥田貿易をマーク。
その社長夫人の果織（真木よう子）を取り込むことに成功した住本だが、捜査中にある男に刺されてしまう‥‥。
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NHKで放送されていた人気ドラマの映画化だそうですが。
相も変わらずドラマを見ない僕なので、１話も拝見したことがなく。
そっち見てないときついのかな～と思っていたのですが、全然楽しめました。
いや、全然楽しめないどころか
めっちゃ面白かった！
失礼な言い方ですけど、邦画のサスペンスでこれだけの緊張感はなかなか味わえませんよ。
手に汗握りお尻に汗かき背中びっしょりになりそうになりながら（冷房効いてたから大丈夫）、最後の最後まで楽しめました。
どうしても邦画のこれ系の作品は、「向こうがどれだけ卑劣でも、こっちはクリーンに！」的なのが底にあるわけで。
いや、そういうのも決して嫌いじゃないんですよ。
でも、この住本は、目的の達成のためなら、信じられないような汚い手段も、眉一つ動かさず使う男でして。
そこにシビれちゃいましたね。
まさにダークヒーロー。
渡部さん、ハマリ役なんすな。
どう転ぶのか分からないストーリーに引きずり込まれ
役者さんたちのリアリティあるお芝居に息をのみ
緊張感のある演出も素晴らしく。
そして最後の最後に‥‥
いや～、見応えのある１本でした。
シリーズ化して欲しいっすな。ぜひにぜひに。
ドラマも見てみようかな～。
☆個人的見どころ
・騙す住本
・笑うけど目が笑ってない住本
・ラストの住本