本当の話だとか‥‥。
『キラー・エリート』
プロの殺し屋・ダニー(ジェイソン・ステイサム)jは、ある依頼を境に足を洗い、恋人と静かに暮らしていた。
そこに一通の封筒が。
殺し屋の師匠であり相棒であった、ハンター(ロバート・デ・ニーロ)が囚われている写真だった。
オマーン首長の高額な依頼を失敗して捕虜になったハンターを救いたければ、その仕事をダニーに引き継げと言うのだ。
しかしターゲットは、国家機密レベルの秘密組織「フェザーメン」に守られた、元SAS(英国特殊部隊)隊員という強者たち。
それでもダニーは、ハンターを救うため、かつての仲間たちを再集結させる‥‥。
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ジェイソン・ステイサムは、僕の大好きなアクション俳優さんの一人です。
ワイルドで屈強で無愛想で、でも情にもろい部分もあって‥‥という役が多いですよね。
これはもう
アクション界の寅さんだ!
‥‥ちょっと違いますねすんません。
そんなジェイソンが、今回も体を張りまくっております。
CGに頼らず、ガツガツゴンゴンと。
観てるこっちも体が痛くなりそうなシーンもたっぷり。
そのたびに立ち上がるダニー。
それだけでもステ様ファン(ステ様?)は満足しちゃうでしょうよ。多分ね!
「相手もプロ」っていうのが、緊迫感を増してて良かったですね。
一筋縄で行かないどころか、ヘタすればこっちの身に危険が及ぶことも‥‥っていう、ヒリヒリするような空気が。
たまらんすな~。
とはいえ、ただの殺し合いだけの話ではなく。
非情な殺し屋であったはずのダニーの、非情になれなくなった感情の揺れが、この物語の肝でもありまして。
その肝が、物語の展開を最後まで分からなくしてくれて、とてもスリリングでございましたよ。
最後に
やっぱりデニーロは
しぶいな~。
☆個人的見どころ
・傷だらけのステ様
・しつこいクライヴ・オーウェン
・地下鉄のデニーロ