人気マンガの実写映画化です。


映画とカレーと藤井

『宇宙兄弟』

小さい頃から星空を見ることが大好きだった南波六太(小栗旬)と日々人(岡田将生)の兄弟は、「いつか宇宙に行こう」と誓い合う。

そして2025年。

日々人は約束通り宇宙飛行士となり、日本人初の月面へ向かおうとしていた。

しかい六太は、勤め先の自動車会社で上司と揉め、あっけなくクビに。

ところが、そんな六太の元にJAXA(宇宙航空研究開発機構)から、宇宙飛行士一次選抜試験合格の通知が届く‥‥。


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宇宙はやっぱり、男子の憧れですから。

と、確か「アポロ18」の時にも書いた気が。

日本では有人宇宙飛行を行ってませんからね。

やりゃあいいのに。お金かかりすぎますか?そうですか。


そんなわけで本編は、月に向かう日々人と、宇宙飛行士を目指す六太の物語なのです。

いつの間にか憧れの兄を追い抜いてしまった日々人と、弟を応援しながらも自分の中のモヤモヤを隠せない六太の気持ちが、グググと伝わってくる作品でした。

2人とも素敵な役者さんだなあ。


ロケット打ち上げのシーンは、本当に迫力がありましたよ。

邦画の映像技術も、ここまで来たか~‥‥なんて、なぜか上目線でジーンと来たり。

いや~、燃えましたね。

まあ、もしも「宇宙に連れて行ってやる!」と言われても、怖がりなんで即断る自信ありますけど。ほほ。


ただ、日々人は最初から宇宙飛行士だったんですけど。

六太が試験に残っていく感じが、僕にはあまりに簡単に見えてしまいまして。

本当は、もっと過酷で狭き門なんじゃないのかなあ。

グリーンカード(詳細は内緒)の件に関しても、全員が渡されてないと、試験としておかしいような‥‥。

残念ながらまだ原作は未読なのですが。

正直、僕のまわりの原作ファンの人たちには、イマイチなようで。

でも、まだ継続中の物語ですしね。

どこをどう使って欲しかったとかは、それぞれの好みにもよるでしょうし。


これはこれとして僕は楽しんだので、原作はまたこれからゆっくり読ませていただきます。

楽しみっすな~。



☆個人的見どころ

 ・ロケット打ち上げ

 ・宇宙を語ろう

 ・打ち上げを見てるおじさん