人気コミックを前後篇で映画化ですって。


映画とカレーと藤井

『僕等がいた 前篇』

高校2年になった高橋七美(吉高由里子)。

新しくクラスメイトになった矢野元晴(生田斗真)は、顔も頭も運動神経も良い、学校でも指折りの人気者。

いつも明るい元晴だが、実は以前、一つ年上の彼女を事故で亡くすという、悲しい過去が。

そんな2人は、最初はお互い反発していたが、いつしか惹かれ合うように。

しかし、七美が気になるのは、2人のクラスメイトである、元晴の元カノの妹・山本有里(本仮谷ユイカ)。

七美は、有里と元晴の間に、何か隠し事があるのではないかと勘繰っていた‥‥。


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まもなく後篇が公開になるというのに。

遅ればせながら観てまいりました。


これがまあ、青いし、くっさいし、恥ずかしいし、そんなうまいこと行くかい!みたいなシーンや、なんでそうなるねん!みたいなシーンの連発で。

観てるこっちが照れくさくなっちゃうような映画だったのですが。

なのに、いつの間にやら夢中で観てしまい、気付けばもうエンディング。

‥‥手の内にハマってしまった!


淡い恋愛映画が好きと、いつも言ってる僕ですが。

淡さはあまり感じませんでしたね。

セリフの中身が、あまりにもしっかりしてたせいだろうか。

確かにグッと来る素敵なセリフが多かったですけど。

淡い好きとしては、全部を口にするより、気持ちだけがはみ出たような、端的なセリフ回しが好きなので。


王道の純愛映画ではありましたけどね。

何度も言ってますが、レイプだ援交だDVだっていう、今風の恋愛映画は、僕は好きではないので。

観てて嫌な気持ちにはならないので、僕は好きです。ええ。


やはりキャスティングは気になりしたけれども。

吉高さんはまだ23歳ですし、顔も薄い系なので、薄めのメイクだと高校生に見えましたけど。

さすがに27歳の生田さんは、もう顔ができあがっちゃっているので、さすがに高校2年生には‥‥ねえ。

めちゃくちゃ爽やかで男前なんですけどね。あんな顔に生まれたかったっすなあ。

逆に、もう30歳になる高岡蒼甫さんの方が何か高校生に見えました。不思議。


とはいえ、そのお三方の存在感は素晴らしく。

それぞれが、それぞれの役にピッタリでした。

見た目的なところが気になるか目をつぶれるかで、この作品の評価も大きく変わってきそうですね。

僕ですか?

最初は気になりましたけど、観てると目が馴染んできたので問題なし!


何やかんや言って、やはり吉高さんかわいかったなあ。

男子心(男心ではなく)をぐりぐり突っつかれてしまいました。

好きだバカ!(←劇中のセリフ)


「○部作」という映画に否定的な僕なので。

中途半端な、続きの気になるところで終わったら、声を荒げようと思っていたのですが。

そこそこキリの良い所で終わってくれたので、そこは耐えましたよ。


ただ、ラストにあった後篇の予告が、えらい気になるつくりで。

え?何?どうなんの?

結局気になる!


後篇は今月21日から公開ですって。

すぐ行っちゃうな、多分‥‥。



☆個人的見どころ

 ・爽やか青春恋愛模様

 ・次回予告

 ・好きだバカ!