ある意味これもモテキ!


映画とカレーと藤井


『指輪をはめたい』

製薬会社の営業マンの輝彦(山田孝之)が目覚めると、なぜか病院のベッドの上。

どうやら、営業先のスケートリンクで転倒して頭を打ち、記憶の一部を喪失してしまっているらしい。

さらに自分に鞄の中に、小箱に入った婚約指輪を見つけるが、恋人の顔も名前も思い出せず。

そんな輝彦の前に、恋人らしき3人の女性が。

会社の先輩・智美(小西真奈美)、風俗嬢のめぐみ(真木よう子)、公園で人形劇をする和歌子(池脇千鶴)。

それぞれタイプが全く違い、それぞれに魅力があるが、誰が本命の彼女だったか輝彦は全く思い出せず‥‥。


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今までにないタッチのラブコメ映画でしたね。

3人の中から、誰を恋人に選ぶか?ではなく、3人恋人(っぽい人)がいて、誰が本命だったか?という。

その設定に、すんごく引き込まれましたよ。

それぞれの女性が魅力的というのも大きかったですね。そりゃあもう。

それぞれがそれぞれにピカピカしてまして。

いや~、選べない!選べないぞこの3人から1人なんて!

でも、しいて言うなら‥‥

う~ん‥‥

選べない!

仕方ない!


でも、序盤はテンポよくポンポン進んでくれたのですが。

後半から急にスローダウンな感じになった気がしたんですけど。

前半は笑いどころも多く、楽しい雰囲気だったんですけどね。

輝彦が徐々に記憶を取り戻すにつれ、段々と重く、どんよりと。

僕としては、ちょいと残念でした。


あと、冒頭から、なんか夢の中にいるような空気が出ておりまして。

それが気になっちゃいましてね。僕は。

何か現実味が薄くなってしまっていたというか。

なぜそうしたのだろうか?

それと、もう1つ気になっているんですけど。

相談に乗ってくれていたあの人は、なぜそんなことをしたのだろうか?

あ~、言えない!ここ物語の肝だから!


しかし、こんな美女3人に言い寄られるなんて、どえらい夢心地でしょうなあ。

そんなことを考えていたら、映画館で一人ニヤニヤしちゃってました。

危険だ‥‥。



☆個人的見どころ

 ・で、輝彦の恋人は?

 ・魅力的な美女たち

 ・まさかの女医役・亜土ちゃん