櫻井翔さん・宮崎あおいさん共演!


映画とカレーと藤井

「神様のカルテ」

一止(いちと・櫻井翔)は、本庄病院の医師。

24時間365日対応の中、寝る間もないほど働き通していた。

住まいのアパートでは、カメラマンの妻・榛名(はるな・宮崎あおい)や、風変わりな住人たちと楽しく暮らしていたが、忙しい中で結婚記念日さえ忘れてしまう。

ある日、大学病院から見放された末期ガン患者の安曇(加賀まりこ)が一止の病院に。

安曇との触れ合いの中で、医療とは何かを考え始める一止だが、そんな彼に、大学病院に勤めないかという誘いが舞い込み‥‥。



ベストセラー小説の映画化だそうです。

終末医療とは何か?

医者と患者はどう向き合えばいいのか?

いろんなことを考えさせられる作品でした。


櫻井さんのヌボーとした演技もナチュラルで素敵だったんですが、脇の人たちのお芝居が光っている作品でしたね。

特に加賀まりこさん、柄本明さん、要潤さんはさすがの存在感で。

中でも、宮崎さんの安定感は抜群ですな。

この作品みたいに、家でニコニコ待ってる嫁の役なんてやられた日にゃあもう。

‥‥たまらんす!


個人的には、その医療系のこと+嫁メインでいいかなと思ったんですけど。

アパートの住人とのあれこれとか、そこは作品を不自然に長くしちゃってる気がしましたね。僕は。

きっと原作では、もっと深いエピソードがあったのかもしれませんが、映画は時間が限られてますから。

なんか中途半端になっちゃってる感があって、もったいなかったですね。


新しい医療の研究をして、たくさんの命を救おうとするのもお医者さんならば

目の前の一つの命に向き合うのもお医者さんですから。

ラストの「神様のカルテ」、グッと来たっす。



☆個人的見どころ

 ・医者とは医療とは

 ・病院の人たち

 ・最強の嫁・宮崎あおいさん