外交官・黒田康作の劇場版第2作。


映画とカレーと藤井


「アンダルシア 女神の報復」

スペイン北部にある小国・アンドラ。

雪山のリゾートホテルで、日本人投資家の川島が殺害される。

実は川島は警視総監の息子で、パリにいた外交官の黒田(織田裕二)は、現地に調査に訪れた。

インターポールの神足(伊藤英明)の捜査では強盗殺人だろうということだったが、どこかおかしい。

そんな中、第一発見者のビクトル銀行行員・新藤(黒木メイサ)が何者かに襲われる。

なんと事件の裏には、巨額の不正資金が絡んでいた‥‥。



ドラマでもやってましたね。織田裕二さん扮する外交官・黒田康作シリーズです。

前作の「アマルフィ」が面白かったので、もちろん今作も鑑賞。


今作は、う~ん、結構ストーリーが難しくて‥‥。

正直、中盤くらいまでは、何がどうなってるのか分からないまま観てました。

でっかい銀行が何か悪いことしてて、殺された日本人も何か悪いことしてて、死体の発見者だから保護しようとした黒木メイサが何かやたら逃げようとしてて、それを追う悪いヤツらがいて、警視庁から左遷されてインターポールにいる刑事がいて、その刑事は事件をうやむやにしようとしてて‥‥。

分からん!


ちゃんと見終わりましたけど、まだ頭の中で全部がつながってません‥‥。

いや、僕の理解力も相当乏しいんですけどね。

いろんなものを詰め込み過ぎな気もしましたが。

脳の回転の速い人なら、もっと楽しめたんやろうな~。


なんというか、僕は外交官の黒田という男に、あまり魅力を感じませんで。

完璧過ぎるんですよね。

いつも冷静で、先の先を読んで行動し、任務は必ず遂行する。そして男前でしょ。

どこか欠点なり弱い部分とかを見せてくれると、庶民派な僕は親近感覚えちゃうんですけど。


織田裕二さんと伊藤英明さんのコンビはカッコ良いっすな。

2人とも雰囲気ありますし。

もし続編があるなら、また何かしらありそうな。

伊藤さん演じる神足の方は、人間的に弱い部分もあって、こっちの方が親近感。

しかし、警視庁を左遷されてインターポールってあるんですか?

栄転や出世コースな気がするんですけど。ねぇ。


ちなみに、この映画に出てくる福山雅治さんは、えらいプレイボーイです。

ええな~。私生活もあんななんかな~。



☆個人的見どころ

 ・アンダルシアの風景

 ・妖艶な黒木メイサさん

 ・エロい福山さん