マーベルヒーロー!


映画とカレーと藤井

「マイティ・ソー」

神々の国アスガルドの国の王・オーディンの息子ソーは、腕はたつが身勝手で傲慢に育っていた。

ある日、彼の戴冠式の時に、敵対する氷の国ヨトゥンヘイムの巨人が侵入し、式は中止に。

怒ったソーは王の命令に背き、仲間たちとヨトゥンヘイムへ攻め込む。

その振る舞いに怒った王は、彼の力と伝説の武器「ムジョルニア」を剥奪し、地の国ミッドガルド(地球)へ追放する。

そしてソーが堕とされたのは、ニューメキシコ州の砂漠。

そこで宇宙物理学者ジェーンの車にぶつかり‥‥。



マーベルコミックのヒーロー物って、もうかなり映画化されてるのに、まだまだあるんですな。

内容は知りませんが、名前は知ってましたよ。マイティ・ソー。

そんなわけで、基本3D嫌いの僕は2D版で観てきました。


なんか、思ってた感じと違ったんですが‥‥。

スーパーマンのような、異星での特殊な力を持った男が、地球に来て悪者を懲らしめる、的な作品だと思ってたんですけど。

観てると、あっちの星同士の争いを、たまたま地球でやって、たまたま田舎町が巻き込まれた、みたいな。

うろちょろしてる謎の組織の正体も分からず仕舞いやったし‥‥。


ソーが傲慢で、罰で地球に堕とされたというんですけど、ケンカっぱやくは見えましたが、そこまでワガママには見えず。

だから、ジェーンたちとの交流でまっとうになって行くようなストーリーだったんですが、なにがどう心に響いているのかも、あまり伝わってきませんでした。


あと、武器がハンマーっていうのも‥‥。

というか、結局僕なんかは思い入れがないからなんですかね。

昔からマンガを読んだりしてた人は、「おおー!」と思うのかも。

とはいえ、「まだ続くよ感」のラストはいらないですけどね、本当に。本当に!


ソーのキャラは良さげだったんですけどね。

ワイルドでヒゲでマッチョで、仲間思いだけど短気で、でもおっちょこちょいで。

アメコミっぽく、もっと勧善懲悪のシンプルストーリーでも良かったのかもですね。完全に僕の好みですけど。


最後になりましたが、浅野忠信さん、ハリウッドデビューおめでとうございます!



☆個人的見どころ

 ・すんごいハンマー

 ・ソーの半裸

 ・門番のおっさん