痛そう!ひたすら痛そう!
「アウェイク」
亡き父の後を継ぎ、大会社の経営者となったクレイトン。
彼は、秘書のサムとの身分違いの恋を、母のリリスに打ち明けられず悩んでいた。
さらにサムからは、自分に愛情がないのかと不安がられ、板挟みの状態。
その上サムは、すぐにでも移植手術が必要な心臓疾患を抱えていた。
ある日、主治医であり友人のジャックに背中を押され、母の反対を押し切ってサムと2人で結婚式を挙げる。
なんとその夜、ドナーも見つかり、クレイトンの状況は好転。
親友のジャックに執刀を頼み、全身麻酔が施されるが、何か様子がおかしい。
手術が始まり、全身の力は抜けているのに、クレイトンの意識だけは目覚めたままで、全身に電流のような激痛が‥‥。
「術中覚醒」というそうで、実際の医療現場でもまれに起こりうることだそうです。
全身麻酔で、体の力は入らない、声も出ないのに、意識は戻って痛みも感じるって‥‥。
怖くない!?
手術を受けるというだけでも、めっちゃ不安なのに。
その手術中に目覚めてしまうなんて‥‥怖っ!
そんなわけで、序盤は目を背けっぱなしでしたよ。
麻酔が効いてないのに、リアルに体にメスを入れられる描写がビシビシ出てくるもんで。
これを喜んで観れる癖は僕にはないっす‥‥。
よっぽどのドMか、スプラッター好きの人なら別かもですが。
その感じが最後まで続くならキツイなと思っていたら、途中から様子が一変しまして。
急にサスペンスミステリーっぽい内容に。
お?おおお?
と思っているうちに、どんどん引き込まれていきました。
さらには、最後には意外な結末が‥‥。
いや~、面白かったですよ。
まさかの展開と結末。
序盤のグロなシーンを乗り越えれば、良質のサスペンスミステリーが待ち受けておりました。
でも疲れたな~‥‥痛そうなの苦手なんで。
なんか、2本観た気分っす。ふう。
☆個人的見どころ
・後半のまさかの展開
・嫁VS姑
・お好きなら前半のグロ部分も‥‥