これでいいのだ!


映画とカレーと藤井


「これでいいのだ!! 映画★赤塚不二夫」

少女マンガの編集者になることを夢見て、小学館に入社した武田初美(堀北真希)。

ところが、配属先は「少年サンデー」。

しかも、入社式で一悶着起こしてしまった人気ギャグマンガ家・赤塚不二夫(浅野忠信)の担当にされてしまう。

口を開けば「バカになれ!」ばかりの赤塚に、真面目な初美は振りまわされっぱなし。

だが、歓迎会の席で酒を飲まされた瞬間、初美の様子が激変して‥‥。



赤塚先生との35年の交流を描いた担当編集者・武居俊樹さんの小説が原作です。

作品の素晴らしさは僕なんかが言うまでもないですが、私生活でも、いろんな伝説のある先生ですからね。

そんな赤塚先生のハチャメチャな私生活を、赤塚マンガのようなハチャメチャっぷりで描いている映画でした。

そういうハチャメチャな一面をリアルに伝えるのかなと思っていたら、かなりマンガチックに描いてあったので、僕はちょっと見方に戸惑ってしまいました。

好みの分かれる映画ではあるでしょうね。


この映画で観る赤塚先生は、ただの子供っぽい寂しがり屋さんで。

きっとそういう本質ではあったんでしょうけど、もっとこう、何というか。

食道ガンが見つかっても酒を飲み続けたとか。

再婚の会見の時に、前妻も同席したとか。

なんでしょう、端から見ると異常なまでの「バカ」へのこだわりがあったと思うんですけど、その部分がそこまで深く描かれていなかったような‥‥。

あくまで僕の印象ですが。


赤塚先生役の浅野忠信さんは、お尻まで出しての熱演でした。

またそのお尻のきれいなこと‥‥。

男ケツフェチは必見ですな。

いや、僕は違いますよ。本当に!

余談ですが、ゲイバーのオカマ役で冷蔵庫マン・飯塚さんが出ております。

そして、意地悪な編集者役でアンバランス兄さんもお二人で出演されております。

いいないいな~。



☆個人的見どころ

 ・赤塚マンガイズム

 ・浅野さんの美しいお尻

 ・堀北さんの美しいシェー