「300」のザック・スナイダー監督作品!
美しいブロンドの少女・ベイビードールは、母の死後、遺産を狙う義父と争い合いになり、彼の企みで精神病院に入れられてしまう。
彼女は施設の中で、自由を夢見て空想する。
戦国時代の日本。怪物のような武将たちと日本刀で戦う自分。
そんな彼女に、高僧からの助言が。
ここから脱出するためには、地図、火、ナイフ、鍵。
そこにもう一つを加えた5つを揃えろと‥‥。
なんともまぁ、不思議な映画です。
最初、ベイビーと義父の争いが繰り広げられ、そこから精神病院へ。
予告編で観ていたような、バケモノ武将との激しいアクションはどこで出てくるのか?とヒヤヒヤ観ていたら。
ようはそこは、ベイビーの空想なんですな。
それが、現実で起こっていることとリンクしてくるという。
この作品の魅力はもう、その空想の中で行われるバトルシーンですね。
SFのようなゲームのような。
美しい金髪ツインテールのベイビーが、ミニのセーラー服をヒラヒラさせながら迫力の戦いを繰り広げるという。
日本男児のオタク心をくすぐりますな。
「300」のバトルもかなりの迫力でしたが、この作品もかなり。
スローモーションを効果的に入れるザック監督のアクション、僕は好きっす。
そしてなにより、ベイビー役のエミリー・ブラウニングのかわいいこと。
お人形さんのようですよ。本当に。
注目だ。遅いかな?
ただ、ストーリー的な分かりにくさも否めず。
最初よく分からなくて、ボヘーと観ていたらだんだん分かってきて。
そこからは余裕こいて観ていたら、もう1回ひねりが入って、まわ分からなくなって‥‥。
ラストも、僕なりに理解したつもりでいるのですが、それが合ってるのやらどうやら。
う~む。
ザック監督のアクションシーンはかなり好きなので、1回混じりっけなしの近未来アクション映画撮って欲しいっす。
主役がエミリーなら、さらに良し!
☆個人的見どころ
・やたらかっこいいバトルシーン
・オタク心くすぐるベイビードール
・二転三転四転あってのラスト