台北が舞台の、ほんわか恋愛映画です。


映画とカレーと藤井


「台北の朝、僕は恋をする」

台北に住む青年カイは、恋人がパリに留学して以来、本屋に通い詰め。

フランス語の本をひたすら読んで勉強するという、寂しい毎日を送っていた。

そんなカイを、本屋で働くかわいい店員・スージーは気になりだしていた。

ある日、電話をかけてもいつも留守電の彼女が心配になり、パリに行くことを決意。

しかしお金がないカイは、地元のボスにお金を借りることにするが、その条件として、妖しい小包を運ぶ仕事を頼まれてしまう‥‥。



ゆったりした空気の恋愛映画でした。

僕にはちょっと緩すぎかな~。

ちょっとスリリングな展開になりかけて、「お?」となっても、結局すぐ緩めに戻っちゃうという。

そんな感じの繰り返しで。


一番引っかかってのは、カイとスージーの出会いでして。

主人公のカイは、いっつも本屋に来て、本を買わずにベタッと床に座って読み込んどるんですよ。

そんな男に惹かれるスージーの気持ちが、どうしても理解できなくて。

嫌でしょ?そんな客。

客としても男としてもどうかと思うんですけど、なぜかスージーから積極的に声をかけよるんです。

なぜ?


そのスージー役のアンバー・クォが、これがめっちゃかわいいんですよ。

台湾の宮崎あおいだ。マジですよ。

それがあんな男に‥‥

‥‥あれ?これは嫉妬なのか?


そんなことを言いつつ、不思議と先の気になる映画でもありまして。

なんか緊張感ないな~とか思いながら、心のどこかでソワソワしてたりも。

気付けば、あっちのペースに乗せられていたのかもですね。

う~ん、そんな乗せられ方もあるのか‥‥。



☆個人的見どころ

 ・美少女だ!アンバー・クォ

 ・おいしそうな台湾屋台料理

 ・カイの友人のヌボッと具合