久しぶりに3D映画観ます。
「グリーン・ホーネット(3D)」
父が事故で亡くなり、新聞社の若き社長となったブリット・リードは、夜になると別の顔を持つ。
全身グリーンのスーツとマスクで正体を隠し、相棒のカトーと共に、毎夜のように犯罪者と戦っているのだ。
カトーのカンフーと武器開発能力を存分に生かし、徐々に街の闇の支配者を追いつめていくグリーン・ホーネット。
しかし、その支配者・チュドノフスキーも、やすやすと追いつめられる男ではなかった‥‥。
ま~単純明快なアクション映画ですね。
いろいろな陰謀も入り交じってますが、決して悪い意味ではないですが、想像の範囲を超えるものではなく。
3D上映しているくらいですし、アクションと映像に重点を置いた作品を狙ってるんでしょうな。
確かに、スローをうまくつかったアクションは、見応えたっぷりでしたね。
ボンドカーやバットモービルのような、遊び心たっぷりの秘密車(名前あるのか?)も、男子心をくすぐってくれましたし。
ジェイ・チョウ演じるカトーのカンフーもばっちり決まってましたし。
この人は何をやらしてもカッコいいな~。
ちなみにこのカトー役は、かつてメジャーになる前のブルース・リーが演じていたというのは、あまりに有名なお話。
しかし僕は、主役のブリットに、どうしても感情移入できませんで。
結局、どこか金持ちの道楽に見えちゃったんですな。僕には。
金があって、目立ちたいっていうのと、親父への反抗心みたいなものが動機ですし。
バットマンも近いものはあるかもしれませんが、こちらは何かこう、キャラのガキっぽさが際立ってて、何かイライラしてしまいました。
そこが、僕的にストーリーにハマりきれなかった理由なのかも。
そんなことを思いつつ、急激にグイッ!と惹きつけられたラストの死闘は、すさまじい迫力でしたよ。
ここだけでも、映画館の大スクリーンで観る価値ありですよ。
ただ、3Dで観る意味はあまり、というか全然感じませんでした。
う~ん、これは無理に3Dにする必要あったんだろうか。そこは疑問。
キャメロン・ディアスがヒロイン役だったんですが、3~4番手的なポジションだったので、何か珍しかったです。
よく受けたなと。
あ、いや、勝手なイメージですけど。ほほ。
余談ですが、ジェイ・チョウ主演の「言えない秘密」は、淡い恋好きにはたまらん映画ですよ。マジで。
☆個人的見どころ
・ラストの激闘
・秘密車
・アジアの美男子ジェイ・チョウ