あの有名キャラがまたもや!


映画館を漂流中。-プレデターズ


「プレデターズ」

ロイスが目覚めた時、パラシュートを背負ってジャングルに降下中だった。

なんとか無事着地すると、同じようにパラシュートで降下してきた人間たちが他にも数人。

状況も分からないまま、とりあえず敵ではないことを確認し、集団で行動することになった彼ら。

次第に、彼らはそこが地球ではない惑星で、自分たちが地球外生命体「プレデター」の獲物だということに気付く。

集められたメンツも、一人の医師を除き、傭兵、囚人、暗殺者など、戦闘のプロたちだった。

そして、地球最強とも言える戦闘のエリートたちと、プレデターたちとの壮絶なバトルが始まる‥‥。



あの鬼才、ロバート・ロドリゲス監督作品です。

いや~、えげつないっす。

要するに、プレデターたちが戦いたいがためだけに、突然辺境の惑星に連れてこられるわけですから。

「食う」ためじゃなくて「戦う」ために。

なんてえげつない設定ですか、これ。

もちろん、圧倒的不利なのは人類側なんですが、それでも諦めずに、生き残るために頭を使って戦う姿は見応えたっぷりですよ。


しかし、世界各地の「戦闘のプロ」が集められているのはいいんですが、日本代表はなぜか「ヤクザ」でして。

きっと、侍や忍者っぽい感じを出したかったんでしょうね。

でも、さすがに現代にはいないので、代わりにヤクザ。

しかも、名前が「ハンゾウ」。

忍者ですやん!

とか言いつつも、ハンゾウかっこ良かったです。

しびれた!


ラストはちょっと救いがなかったですかね。

勝ったのか負けたのか分からないというか。

なんかちょっと、僕としては残念感の残る終わり方でした。


しかしプレデターはちょこちょこと映画に出てきよりますな。

なんでしょうか、この愛される(?)理由は?

グロテスクな素顔と、野蛮で残忍な性格を持ちながら、ステルス性の戦闘服や高度な武器を持つなどギャップがあって。

戦闘を好むばかりかと思えば、なにげに義理人情を重んじるところなんかもありますし。

見た目は完全に侍がモデルですよね。刀も完全に日本刀ですし。

なんかそういう、観てる人をゴニョゴニョっとくすぐる部分があるんでしょうな。きっと。


僕も結構好きです。プレデター。

実は僕、シュワちゃん主演の「プレデター」はまだ観ていないんですが、「エイリアンVSプレデター」で、義理堅い一面に触れてから、「おお、意外とかわいいヤツめ」と思いまして。

とはいえ、この作品ではまた、とんでもない凶悪な敵に戻っちゃってるんですけど。


またいつかスクリーンに戻ってくるでしょう。プレデターは。

その時は観に行きますでしかし。



☆こんな人におすすめ

 ・残虐系SFアクション映画好き

 ・プレデターかわゆす

 ・ハンゾウ役のルイ・オザワさんは、ダウンタウン松本さんに似てると評判らしい