デンマーク映画「ある愛の風景」のリメイクだそうです。


映画館を漂流中。-マイ・ブラザー


「マイ・ブラザー」

海兵隊員のサムは心優しい青年で、美人の妻・グレースと可愛い2人の娘に囲まれて幸せに暮らしていた。

ある日、厄介者の弟・トミーが刑務所から出所してきたのと入れ替わりに、サムはアフガニスタンに出征。

ほどなくして、グレースの元にサムの訃報が届く。

そんな悲しみに沈むグレースを慰めたのは、なんとトミーだった。

彼は両親や兄嫁、姪たちを支えながら自分も次第に更生していく。

そんな時、死んだはずのサムが戦地から帰還。

喜ぶ家族だったが、サムは別人のようになっていた‥‥。



正直、「スパイダーマン3」を観た時、主演のトビー・マグワイアを「なんて気持ち悪い男だ」と思っていたのですが、かなり見方が変わりました。

戦場に行く前の穏やかな雰囲気と、帰ってきてからの狂気に満ちた感じの落差がすさまじかったです。

特に帰還後の演技は鬼気迫るものが。

本物のキ○ガイでしたよ。すげえ。


弟役のジェイク・ギレンホールも、兄と対照的に穏やかになっていく感じが素敵でしたね。

ワイルドな男前でもてそう。

そして嫁役のナタリー・ポートマン!

どんどん大人の美人になって行きますな。

いつか会いたい!握手したい!

名前は分かんないですが、お姉ちゃん役の子供も、なんともせつなくいい顔を何度もしておりました。

小さい子供にああいう顔をされてしまうと、胸をグッと締め付けられてしまいますな。


全体的に重かったですが、ストーリー的にも引き込まれました。

ただ、終わり方が「そこでいいの?」みたいな。

正直、前半を詰めても、ここからの展開を観たかったですね、僕としては。

なんとなくフワッと終わった感じが残念でした。



☆こんな人におすすめ

 ・家族愛映画好き

 ・やっぱり戦争はダメ

 ・ナタリーや!ナタリー・ポートマンや!