実話を基にした感動作です。


映画館を漂流中。-書道ガールズ!!


「書道ガールズ!!」

四国中央高校書道部の部長を務める里子(成海璃子)は、書道家である父に認められようと、真剣に書道に取り組んでいた。

しかし真剣なあまり、楽しくやりたいという部員たちとの衝突もしばしば。

そんなある日、新しく書道部の顧問になった池澤先生が、突然校庭に生徒たちを集め、大音量の音楽に乗せて大きな書を書くパフォーマンスを。

これを見て感動した書道部員の清美は、実家の文具店の閉店セールの呼び込みとして、「書道パフォーマンス」を計画するが、里子はやはり乗り気ではなく‥‥。



「スウィングガールズ」のヒット以来、女子高生部活系の青春映画がたくさん作られましたが、僕はガツンとハマる映画はあまりなく。

「スウィングガールズ」は大好きですよ。

僕の中では、それ以来の爽快作品でした。

青春だ~。


ちょいちょい「クサッ」と思うところも、もちろんありましたが。

ただ、ある程度クサい部分がありつつも、そこを納得させてしまう若いパワーがあるかどうかに、青春映画の成否のカギがあるんじゃないかと僕は思ってまして。

そこを若さ+かわいさでクリアー。かわいさ大事。


成海さんは、「武士道シックスティーン」に続いて凛とした役だったんですが、その時も言ったように、僕としてはもっと頼りないというか、振りまわされる役の成海さんの方が好きなんですよね。

「武士道~」の時よりは柔らかい役でしたが。

成海さんの美しい富士額は世界遺産に指定あげてください。富士山の代わりに。

そして顧問役の金子ノブアキさんは、飄々としつつもカギを握る、文字通りキーマンを好演されておりました。

「クローズZEROⅡ」以来、赤丸急上昇中。自分ランキング。


字の下手な僕は、つい帰りに筆を買ってしまおうかと思うほど感化されてしまいました。

学生時代、こんな美人揃いの書道部があったら、迷わず入ってましたな。

いや~、若いパワーをいただきました。

発言がおっさんですんません‥‥。



☆こんな人におすすめ

 ・女子系青春映画好き

 ・書道は心だ

 ・美少女に囲まれて過ごしたい