ナイナイ・岡村さん主演の、実話を基にした感動作です。


映画館を漂流中。-てぃだかんかん


「てぃだかんかん」

海が大好きな金城(岡村隆史)は、幼馴染みの由莉(松雪泰子)と結婚するため、沖縄に戻って来た。

子供にも恵まれ、開業した飲食店事業も順調に進んでいたある日、久しぶりに潜った海で、サンゴ礁の惨状を目の当たりにする。

30年間で、サンゴ礁の9割が死滅していたのだ。

もう一度美しいサンゴ礁を復活させ、由莉や子供たちに見せたい。

金城は順調に経営していた店を閉め、サンゴたちを再生させる決意を固める‥‥。



泣ける!泣けますよ、これは。

あまり泣ける泣ける言うと、みなさんが観るときにハードルが上がっちゃうかもですが。

泣けずとも、ええ話ですよ。

ただただ自分の夢に向かって突き進む男と、それを黙って陰で支える家族や友人たち。

そういう環境と、強い信念があったからこそ、偉大なことを成し遂げられたのですな。


岡村さんは、やはり大阪弁のイメージが強いので、そのイントネーションが合っているかどうかは僕は分からないから別としても、やはり最初は違和感を感じてしまいました。

とはいえ、物語が進んで行くうちに、展開に引っ張られて、そんな違和感は消えてしまいましたが。


松雪さんは、ものすごいべっぴんさんなのに、こういう影のある苦労人な役が似合いますね。

それでいて明るくて芯の強い女性の役が。

「容疑者Xの献身」とか。

そういう役の時がまたセクシーっすな。素敵。


ラスト付近はもう、まわりから鼻水をすする音が聞こえまくっておりました。

僕も泣きましたが、僕以上に横のおじちゃんが号泣してたから、ちょっと引っ込みましたが。


いや~、これが実話か‥‥素晴らしい!



☆こんな人におすすめ

 ・海が好きだ!

 ・ノンフィクション系感動映画好き

 ・泣きたいっす