板尾創路さん初の長編監督作品だそうです。


映画館を漂流中。-板尾創路の脱獄王


「板尾創路の脱獄王」

昭和初期。

胸に逆さ富士の刺青を持つ男・鈴木(板尾創路)が、信州第二刑務所に移送されてきた。

彼は過去2度の脱獄に成功している、いわくつきの囚人だ。

この刑務所でも、投獄されるなりすぐ脱獄。

しかし、脱獄してはすぐに捕縛され、それを繰り返す鈴木。

そんな彼に対して、看守長の金村は興味を持ち始める。

彼が脱獄を繰り返す理由は、一体何なんだろうか‥‥?



あの板尾さんの監督作品ですから。

芸人の端くれとして、興味がないわけがないです。

コメディかと思えばシリアス。ず~っとシリアス。

でも、シリアスな中にもコメディチックな部分もある不思議な作品でした。


全体的な雰囲気としては、良い意味で昭和中期頃のB級映画のような。

うさんくさい雰囲気が終始漂っていましたが、僕はこういうの好きっす。

ちゃんとラストにはどんでん返し(?)的なものもありましたし。

板尾さんの不思議な空気がお好きな方は、ぜひ御覧下さいまし。


あくまで個人的な意見ですが、やっぱりコメディも撮ってみていただきたいです。

もちろん御本人が主演で!



☆こんな人におすすめ

・昭和B級テイスト映画好き

・板尾さんフリーク

・脱獄の理由は??