「アドレナリン」の続編です。


映画館を漂流中。-アドレナリン:ハイボルテージ

「アドレナリン:ハイボルテージ」

前作で、マフィアに中国製の毒薬を盛られ、アドレナリンを出し続けないと死んでしまう体になってしまったあげく、最後にはヘリから落ちてしまった殺し屋のシェブ・チェリオス。

彼が目を覚ますと、そこは手術台の上。

なんとその強靱さを見込まれ、心臓を抜き取られてしまい、代わりにバッテリー式の人工心臓が埋め込まれていたのだ。

人工心臓は、定期的に充電しなければ止まってしまう。

そんな危険を抱えながら、シェブは自分の心臓を持ち逃げした中国マフィアを追いかける‥‥。



ここでも書きましたが、つい最近、前作をDVDで観まして。

これがまたおバカ丸出しのハイテンション・バイオレンスアクションコメディ(勝手に命名)で、大笑いした隠れた名作(?)だったんです。
なので、ライブの準備で時間がないのに、ワクワクとこの続編を観に行っちゃいました。


結果的に言いますと、前作のテイストはまんま残ってましたが、インパクトではちょっと及ばなかった気がします。

テンポも若干もっちゃりしていましたし。

グロさとエロさは前よりアップしてましたが、そこは好きずきっすな。

前作は「アドレナリンを出す」ために、わざと無茶な運転をしたり、赤の他人にケンカを売ったりと、手を変え品を変えのアイデアが最高にバカバカしかったんですが、今作は電力で。
電力を取り込む方法が、アドレナリンを出すことより幅が狭かったせいもあるかもですね。
前作同様、○○○○で電力を補ってましたが、今回はちょっとこじつけ感がありましたし。
まあ、前に爆笑したシーンだったんで、あって嬉しかったですが。
そんなファンの気持ちを汲んでか、ちょっとそこの尺が長めになってたのは余計だったかな~。

複雑っす。


とはいえ、遊び心は相変わらず満載で、笑いどころはたっぷりでしたよ。
シェブの彼女も、相変わらずのバカっぷりで面白かったですし。

変電所での対決シーンなんて、やり過ぎかもしれませんが、僕は大好きです。

そのシーンや何やで思ったんですが、この監督は日本フェチかもしれませんよ。なんとなく。


最後のロール時に、珍しくNGシーンが入ってまして。
僕はいらないと思いましたが、この映画ならあってもいいかな~。

主演のジェイソン・ステイサムも、やっぱりバカバカしいと思いながらやってたんですな。

悪い意味じゃないですけど、なんかほのぼのしました。

もちろん、本編中は真顔で全力でバカをやってくれていますので御安心を。

前作にハマった人なら、チェックして損はない作品だと思います。

なんとなく「3」もありそうな予感‥‥。


☆こんな人におすすめ
・前作「アドレナリン」にハマッた

・おバカバイオレンスアクション映画好き

・グロいシーンもドンと来い!